
タイ旅行の準備、進んでますか?初めてのタイ旅行では、「何を持っていけばいいの?」と迷う方も多いはず。そこでこの記事では、タイ旅行に「絶対必要なもの」から、旅の快適さが劇的に変わる「あると便利なもの」まで、失敗しない持ち物をまとめました。最後まで読んで、万全の準備で出発しましょう!
タイ旅行で必要なもの【出入国】
- タイデジタル到着カード(TDAC)
- タイ行きのチケット
- パスポート
- Visit Japan Webへの登録
タイ旅行で必要なもの【絶対に必要】
- 海外旅行保険
- 現金
- クレジットカード
- スマートフォン
- 変圧器/アダプター
タイ旅行で必要なもの【アプリ編】
- 乗換案内路線図
- Currency
- Google翻訳
- Grab
- eatigo
タイ旅行で必要なもの【あると便利】
- タイ用eSIM
- 各種証明書やパスポートのコピー
- スリッパ
- ガイドブック
- 機内快適グッズ
- エコバッグ
- コンタクトレンズの洗浄液
- 乾燥対策グッズ
- 使い捨てマスク
- ボールペン
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- 常備薬
- 生理用品
2025年5月1日よりタイデジタル到着カード(TDAC)開始

タイデジタル到着カード(Thailand Digital Arrival Card: TDAC)とは、従来の紙の入国フォームに代わるオンラインシステムです。2025年5月1日から、タイに入国するすべての非タイ国籍者は、陸路・海路・空路を問わず、このデジタルカードの登録が義務付けられました。
登録はタイ到着の3日前(72時間前)から可能で、入国時の審査でQRコードを提示する必要があります。登録は無料。正式なTDACウェブサイトは https://tdac.immigration.go.th/ です。偽サイトに注意してください。
TDACの登録方法
- タイ到着3日前からTDACウェブサイトにアクセスし、「入国記録」を選択
- 個人情報(名前、パスポート番号、国籍、生年月日など)を英語で入力
- 観光・宿泊情報(到着日、出発国、渡航目的、移動手段、宿泊地情報など)を入力
- 健康診断書情報を入力し、プレビューで確認後、メールアドレスを入力して送信
タイ旅行で必要なもの・準備【日本出国前】

1.タイ行きのチケット
当然ですが、タイ旅行に必要なものはタイ行きのチケットです。チケット代の目安は時期により異なりますが、往復1名分で5万円~10万円が相場です。航空券の値段は、大型連休や夏休み前後に料金が高くなる傾向にあります。
タイにはLCCの航空会社を含めて多くのフライトが就航していますので、費用を少しでも抑えたい方は色々な航空会社を比較してみましょう。Trip.comでは、タイ行きのチケットを格安で提供中です。ぜひ、参考にしてください。
2.パスポート
タイ旅行の際は、パスポートの有効期限が6ヶ月以上ないと入国ができません。必ず、事前にチェックしておきましょう。
3.海外旅行保険への加入
たとえ1泊2日の短いタイ旅行でも、どんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。タイ旅行の海外保険の場合、1泊あたり500円~1,000円が目安です。決して高額ではありません。トラブルが発生した後では手遅れになりますので、入国前に加入しておくことをおすすめします。
タイ旅行で必要なもの・準備【タイ入国時】

1.入国カード・税関申告書の記入
機内で配布されるタイへの入国カードと関税申告書に記入しましょう。旅行者1名につき、1枚記入が必要です。
【タイの出入国カード記入例】

引用:https://www.thailandtravel.or.jp/news/23271/
なお、2022年6月まではタイ入国前にオンラインにて「タイランドパス」の申請が必要でした。しかし、2022年7月以降は撤廃されています。
2.復路のチケット
タイ入国時には、復路のチケットを提示する必要があります。航空券や乗り物のチケットなど、45日以内に出国することが確認できるものをご用意ください。片道だけのチケットをお持ちの場合は、入国できない可能性があります。
3.税関審査
手荷物を受け取った後は、税関審査です。税関申告書は申告が必要な方のみ提出してください。関税がかかるかどうかわからない物は「Goods to declare」の出口付近にいる現地の税関職員に尋ねましょう。以下に、タイ入国時に持ち込みが禁止されているものをまとめました。参考にしてください。
| タイ持ち込み禁止 |
| 通貨 |
| タバコ |
| 酒類 |
| ドラッグ |
| 偽ブランド品 |
| 動植物の副産物 |
| 無許可の銃器 |
| 無許可のコンピュータ製品 |
タイ旅行で必要なもの・準備【日本入国時】

日本時間の2022年9月7日0時以降、日本入国時において3回接種したワクチン接種証明書を保持している帰国者・入国者は、出国前72時間以内の検査証明の提出が不要になっています。
1.Visit Japan Webの登録
日本に入国する際は、Visit Japan Webに登録しておきましょう。Visit Japan Webとは、海外からの入国者(帰国する日本人含む)が、入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続きをスムーズに行えるWebサービスです。

Visit Japan Web内にあるファストトラックのサービスに登録すれば、Web上で検疫手続きの一部ができます。そして、到着時にはQRコードを見せるだけでスムーズな入国が可能になる便利なシステムです。
- 質問票の記入
- 誓約書の記入
- ワクチン接種証明書の有効性の確認
- 出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
- 健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン

引用:厚生労働省
日本帰国前に必ず、Visit Japan Webのアカウントを登録しておきましょう。➡Visit Japan Webアカウント作成ページ
2.質問票の提出
2023年1月27日現在、日本に入国・帰国する際は「質問票」を検疫官に提出する義務があります。質問票の内容は、新型コロナウイルス感染症の検疫手続きに関すること。到着後に入力する場合は入力に時間がかかり、検疫手続きに時間を要する可能性があります。先述した「Visit Japan Web」に登録しておけば質問票の記入は不要ですので、スムーズに検疫を通過できます。➡質問票に関する説明について(厚生労働省)
タイ旅行で必要なもの・準備【絶対に必要】

現金
タイで使えるバーツと日本円の両方があると便利です。円からバーツへ両替する場合、日本より現地で両替した方がレートが良いもの。空港や銀行で両替できますが、もっともレートが良いのは街中の一般の両替所でしょう。
クレジットカード
日本ではタッチで完了するクレジットカードが多いですが、海外では暗唱番号の入力を求められます。そのため、暗証番号を確認しておきましょう。VISAやMastercardなど、加盟店の異なるクレジットカードを何枚か持っていくことをおすすめします。
ガイドブック
スマートフォンでも閲覧できますが、手に取って閲覧できるガイドブックがあると安心です。
携帯電話(スマートフォン)
日本と同じく、タイでも街中やホテルで無料で使えるWi-Fiは多いので、スマホでIDとパスワードを入力すれば利用できます。場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、モバイルルーターをレンタルしましょう。レンタル料金は1日当たり750円〜1,500円が目安です。
変圧器/アダプター
日本のコンセントタイプはAタイプ、タイはA・B3・Cの3タイプです。場所によって形状が異なるため、変換プラグや変圧器を持っていったほうが安心です。
タイ旅行で必要なもの・準備【アプリ編】
乗換案内路線図

引用:https://play.google.com/store/games
乗換案内路線図は、タイ国内の鉄道の路線図が一目でわかるアプリです。日本語対応なのがうれしいポイント!無料版の場合、路線図を見たい国は1カ国しか設定できません。すでにタイ以外で設定している場合は、有料にアップグレードする必要がある点に注意してください。
Currency

引用:https://play.google.com/store/games
Currencyは、150種以上の海外硬貨に対応しているアプリです。リアルタイムでタイのレートが確認できるうえに、操作がとにかく簡単。タイに限らず、海外旅行での買い物で欠かせないアプリです。
Google翻訳

引用:https://play.google.com/store/games
もはや説明不要の翻訳アプリ。英語やタイ語がまったく話せなくても、Google翻訳さえあれば海外ではどうにかなります。翻訳アプリは数多くありますが、はっきり言ってGoogle翻訳ひとつダウンロードしておけば問題ありません。
Grab

引用:https://play.google.com/store/games
Grabは、東南アジアで絶大な人気を集める配車サービスや食事デリバリー系アプリです。目的地設定や支払いは全てアプリで完結するため、運転手との値段交渉は必要ありません。日本ではUberが知名度が高いですが、タイではGrabの方が圧倒的に人気です。初期設定で電話番号を入力する必要があるので、日本でダウンロードしておくことをおすすめします。
eatigo

引用:https://play.google.com/store/games
タイ旅行で美味しいレストラン探しに役に立つアプリです。Eatigoアプリは、タイ在住外国人に大人気。その理由は、このアプリからレストランの予約をすると最大半額になるからです。割引率が高いホテルのディナービュッフェですが、観光客がまったく行かないローカルエリアの名店も掲載されています。お得にタイグルメを楽しみたい方は、必須のアプリといえるでしょう。
タイ旅行で必要なもの・準備【あると便利】

タイ用eSIM
タイ用eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増。タイに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
各種証明書やパスポートのコピー
紛失時に備えてコピーはあった方が安心です。スーツケースに隠しておきましょう。
スリッパ
機内を快適にするため、使い捨てできるスリッパがあれば便利です。
機内快適グッズ
タイまでのフライトは約6時間~7時間です。ネックピローやアイマスクがあれば、さらに快適な空の旅ができるでしょう。
歯ブラシ・歯磨き粉
タイには、歯ブラシが置いてあるホテルは少ないです。
エコバッグ
タイでも、スーパーやコンビニで買い物をするときにバッグにひとつ入れておくと便利です。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液は、目薬などの医薬品と同じく申告すれば液体物の制限外です。
乾燥対策グッズ
機内は乾燥するので、リップクリームや目薬があると安心です。
使い捨てマスク
新型コロナウイルス対策のほかにも、タイでは黄砂やPM2.5が深刻です。マスクは複数枚持っていきましょう。
ボールペン
入国カードの記入の際に必要です。借りることもできますが、一本あると安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
タイでは、日本のようにティッシュを街中で配布していていません。ちょっとした汚れを拭くのに便利なので、持っていきましょう。
日焼け止め
とくに夏の時期にタイ旅行に行くなら必須です。普段から使い慣れているものを持っていきましょう。
常備薬
食べ過ぎ対策として胃薬があると安心です。
虫よけスプレー
タイは日本と同じように蚊がいます。夏季の時期に行くなら持っていきましょう。
生理用品
海外製は品質が良くない商品があります。予備として3日分ほどあると安心です。
タイ旅行で季節ごとに必要なもの・服装

タイ旅行では、季節に合わせた服装と必需品を準備することで、より快適で楽しい旅行を過ごすことができます。
乾季(11月〜2月)
気候:涼しく、晴天が続きます。
服装:長袖シャツ、パンツ、ジャケット、靴
必要なもの:日焼け止め、サングラス、帽子、マフラー、保湿剤、カメラ
旱季(3月〜5月)
気候:非常に暑く、乾燥しています。
服装:軽いTシャツ、短パン、サンダル
必要なもの:日焼け止め、帽子、サングラス、飲料水、扇風機、タオル
雨季(6月〜10月)
気候:暑く、雨が降ります。
服装:軽いTシャツ、短パン、サンダル、レインコート、傘
必要なもの:蚊取り線香、防水バッグ、水害対策用品、タオル、履き替えの衣類
タイ旅行の必要なものでよくある質問

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タイで日本の電化製品は使えるの?
日本のコンセントタイプはAタイプ、タイはA・B3・Cの3タイプです。場所によって形状が異なるため、変換プラグや変圧器を持っていったほうが安心です。
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タイ旅行中の服装の注意点は?
タイの寺院に入るとき露出が多い服装はNGで、入場を断られる場合があります。とくに女性は、足が隠れるパンツや腕を隠すカーディガンを持っていきましょう。
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タイ旅行で必要のないものは?
ドライヤーやタオルは多くのホテルにあります。お菓子や日用品などはスーパーで購入できますので、多めに持っていく必要はありません。
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タイ旅行で一日どれくらいお金が必要?
タイは食費や交通費が安い国です。一日あたり1万円あれば、タイ旅行を充分楽しめるでしょう。
タイ旅行の費用に関して、こちらの記事が参考になります。

