
「初めての韓国旅行、何を持っていけばいいか分からない...」
「久しぶりの海外で、何が必要だったか忘れてしまった…」
「忘れ物をして、現地で慌てたくない!」
韓国旅行を計画している方の多くが、このような持ち物に関する悩みを抱えているのではないでしょうか?
本記事では独自に韓国旅行に必要な持ち物のチェックリストを作成しました。

韓国旅行の持ち物準備は、必須アイテムに加えて「目的」「日数」「季節」という3つの視点で考えることが、快適な旅の鍵。
旅行のスタイルや現地の気候によって、本当に必要なものは大きく変わってきます。例えば、コスメの買い出しが目的なら大きめのスーツケースや梱包材が役立ちますし、冬のソウルに行くなら日本の冬と同じ感覚では寒すぎて楽しめません。
この記事では、あなたの韓国旅行が最高に楽しく、快適なものになるよう、持ち物を網羅的に解説します。
韓国旅行に必要な持ち物10選

- パスポート
- 韓国行きのチケット
- 現金(韓国ウォン)・クレジットカード
- 通信手段
- モバイルバッテリー
- 変換プラグ
- 海外旅行保険
- 着替え
- 常備薬
- 緊急連絡先のメモ
韓国旅行の準備において、まず最初に押さえるべきは、旅行の目的や期間にかかわらず絶対に必要となる「必須の持ち物」です。これらのアイテムを忘れると、空港で手続きができなかったり、現地で大きなトラブルに発展したりする可能性があります。
安心して旅行を楽しむためには、基本となる持ち物の準備が不可欠です。ここでは、韓国旅行における必須アイテムを10個に絞って解説します。出発前の最終チェックリストとしても、ぜひご活用ください。
1.パスポート
パスポートは、海外旅行における最も重要な本人確認書類です。 これを忘れてしまうと、日本から出国することができません。
韓国へ入国する際には、パスポートの残存有効期間が3ヶ月以上あることが推奨されています。旅行計画の初期段階で、必ず有効期限を確認しましょう。
万が一の紛失に備え、顔写真が載っているページのコピーや、スマートフォンで撮影したデータを保存しておくことを強くおすすめします。
2.韓国行きのチケット
航空券は近年Eチケット(電子チケット)が主流です。航空会社から届く予約確認メールを、すぐに提示できるようスマートフォンに保存しておきましょう。空港のWi-Fiが不安定な場合に備え、スクリーンショットを撮っておくと、よりスムーズに手続きができます。
また、一部の免税手続きなどでは、パスポートとあわせて帰国便のチケット提示を求められることがあります。念のため、Eチケットを1部印刷して持っておくと、あらゆる場面で安心です。
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3.現金(韓国ウォン)・クレジットカード
韓国ではキャッシュレス決済が広く普及しており、多くの場所でクレジットカードが利用可能です。しかし、昔ながらの市場や屋台、一部の個人経営店では、現金しか使えない場面も。
そのため、韓国ではクレジットカードをメインの支払い方法とし、公共交通機関のチャージや小規模店舗での支払いのために、数万円程度の韓国ウォンを現金で用意するのがおすすめ。両替は日本国内の空港よりも、韓国の空港や市内の公認両替所の方が、為替レートが良い傾向にあります。
ICカード「Wowpass」で支払いをスムーズに Wowpassは、日本円をチャージできるプリペイドカード機能と、交通系ICカード(T-money)の機能が一つになったカードです。これ1枚で買い物の支払いから地下鉄やバスの乗車まで完結するため、現金管理の手間が大幅に減ります。
4.通信手段
旅行中に地図アプリで道順を調べたり、お店の営業時間を検索したりと、韓国旅行にインターネット環境は不可欠です。韓国で利用できる主な通信手段は、以下の3つです。
eSIM
物理的なSIMカードの交換が不要。オンラインで申込から開通まで完結する手軽さが魅力です。
韓国で繋がる格安eSIMならTrip.comがおすすめ! Trip.comの韓国向けeSIMは1日当たり40円から利用可能。お得な料金に加え、現地キャリアの5Gでスムーズにインターネットに接続されるので、SNSや地図アプリもサクサク使えます。
SIMカード
韓国で使えるSIMカードを、自分のスマートフォンに直接挿入する方法。設定も簡単ですぐに使えます。
さらに、現地の電話番号が付与されるので、通話したい人にもおすすめです。
Wi-Fiルーター
1台で複数人が同時に接続できるため、友人や家族との旅行に便利です。また、地下鉄など電波が届きにくい場所でも繋がるため、いつでもインターネット環境を保持したい人に最適。
ただし機器の持ち運びと充電、さらに返却が必要となります。
5.変換プラグ
日本の電化製品を韓国で使用するには、コンセントの形状を合わせるための変換プラグが必須です。韓国のコンセントは、丸いピンが2本出ている「Cタイプ」または「SEタイプ」が主流となっています。
また、韓国の電圧は220Vで、日本の100Vとは異なります。スマートフォンの充電器などは世界中の電圧に対応している製品が多いですが、ヘアアイロンなどは変圧器がないと故障の原因になるため、製品の対応電圧を事前に確認しましょう。
5.モバイルバッテリー
地図アプリの利用や写真・動画の撮影で、スマートフォンのバッテリーは想像以上に早く消耗します。外出先で充電が切れてしまうと、連絡手段や情報収集の術を失いかねません。そのため、モバイルバッテリーは必ず持っていきましょう。
ただし、注意点として、モバイルバッテリーは発火のリスクがあるため、航空機の預け入れ荷物(スーツケース)に入れることが禁止されています。必ず手荷物として機内に持ち込んでください。
6.海外旅行保険への加入
慣れない海外では、予期せぬ病気やケガ、持ち物の盗難など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。韓国での医療費は日本と比べて非常に高額になるケースも少なくありません。
安心して旅行を楽しむためのお守りとして、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償内容が限定的な場合があるため、事前に適用条件や補償範囲を確認することが重要です。
8.着替え
旅行の日数に応じた着替えを用意しましょう。特に、下着や靴下は汗をかいたり雨で濡れたりすることを想定し、日数分より1〜2枚多く持っていくと安心です。
韓国は日本と同じように四季がはっきりしており、季節によって服装が大きく変わります。
9.常備薬
日頃から服用している薬がある方は、忘れずに必ず持参してください。また、急な腹痛や頭痛に備えて、普段から使い慣れている胃腸薬や鎮痛剤、絆創膏などがあると、いざという時に安心です。
現地のドラッグストアでも薬は購入できますが、普段使い慣れている薬があると安心です。また、言葉の問題で自分に合った薬を探すのは難しい場合があります。
10.緊急連絡先のメモ
万が一、スマートフォンを紛失したり、充電が切れたりした場合に備え、重要な連絡先を紙に書き出して別途保管しておきましょう。デジタルとアナログの両方で備えることが、リスク管理の基本です。
【メモしておくと良い連絡先】
- 日本の家族や友人の連絡先
- 宿泊先ホテルの名称、住所、電話番号
- 現地の日本大使館・領事館の連絡先
- クレジットカード会社の紛失・盗難受付デスク
【目的別】韓国旅行で必要な持ち物
韓国旅行の必須アイテムを揃えたら、次はあなたの旅の「目的」に合わせた持ち物を準備しましょう。
韓国旅行の目的は
- コスメ・ファッション爆買い旅行
- 推し活旅行
- 子連れ旅行
- ビジネス出張
などさまざま。
例えば、ショッピングが目的なのにスーツケースが小さいと、せっかく見つけた素敵な洋服を諦めることになるかもしれません。ここでは、旅の満足度をさらに高めるための、目的別の持ち物リストを解説します。
コスメ・ファッション爆買い旅行に必要な持ち物

- 大きめのスーツケース|Mサイズ(60L)以上が目安です。
- 圧縮袋|かさばる衣類をコンパクトに収納できます。
- ジップロック・ビニール袋|液体の化粧品が漏れるのを防ぎます。
- 緩衝材(プチプチ)|割れやすいコスメや香水の瓶を保護します。
- エコバッグ|街中での買い物で荷物が増えた際に役立ちます。
韓国でのショッピングは、旅行の大きな楽しみのひとつ。大量のコスメや洋服をスムーズに持ち帰るためには、事前の準備が成功のカギとなります。
まず、買い物を目いっぱい楽しむためには、大きめのスーツケースを選ぶのがおすすめ。特に、帰りには荷物が増えることを見越して「拡張機能付き」のものを選ぶのも良いでしょう。
出発時は、スーツケースの半分程度を空けておくのが理想です。また、LCC(格安航空会社)を利用する場合は、預け入れ荷物の重量制限が厳しいことが多いので、事前に必ず確認しておきましょう。
購入した化粧品などを安全に持ち帰るための梱包グッズもあると便利です。
推し活旅行に必要な持ち物

- ペンライト|池は抜いて、手荷物で持ち込みましょう。
- うちわ・応援ボード|サイズ規定を事前に確認してください。
- 双眼鏡|後方の席でも推しの姿をはっきりと見ることができます。
- チケットホルダー|紛失防止のため、首から下げられるタイプが便利です。
K-POPアイドルのコンサートやイベントに参加する「推し活旅行」では、応援グッズの準備が欠かせません。ただし、日本から持ち込む際には、いくつかの注意点があります。
コンサートの必需品であるペンライトは、電池の種類によって飛行機への持ち込みルールが異なります。リチウムイオン電池内蔵のものは、基本的に「預け入れ荷物」には入れられず、「機内持ち込み」のみ可能です。トラブルを避けるため、電池は抜いて別に保管しておきましょう。
また、応援用のうちわは、公式にサイズ規定が設けられている場合があります。せっかく作ったうちわが会場で使えないという事態を避けるためにも、事前に公式サイトで規定を確認しておくことが大切です。
子連れ旅行に必要な持ち物

- 使い慣れたおむつ・おしりふき|少し多めに持っていくと安心です。
- ベビーフード・粉ミルク|子どもの好みに合ったものを準備しましょう。
- 哺乳瓶・洗浄グッズ|旅行用のコンパクトなものが便利です。
- ベビーカーまたは抱っこ紐|移動手段として必須です。
- 子どもの着替え|汚してしまう場合に備え、多めに用意しましょう。
- おもちゃ・絵本|飛行機の中や待ち時間でのぐずり対策になります。
小さなお子様との旅行は、荷物が多くなりがちです。しかし、全ての育児グッズを日本から持っていく必要はありません。「現地で調達できるもの」と「日本から持参すべきもの」を賢く見極めることが、荷物を減らすポイントです。
ベビーカーは、韓国の石畳や坂道に対応できるよう、軽量で操作性の良いものがおすすめです。航空会社によっては無料で預けられることが多いですが、規定は事前に確認しましょう。
おむつや離乳食は、現地でも購入可能です。しかし、お子様の肌に合わなかったり、味が好みでなかったりする可能性も考えられます。
滞在日数分より少し多めに、使い慣れたものを持参するのが最も安心です。かさばるおむつは圧縮袋に入れると、スーツケースのスペースを有効活用できますよ。
ビジネス出張に必要な持ち物

- スーツ・ジャケット|シワになりにくいものを選びましょう。
- 革靴|きれいに磨いたものを用意します。
- 名刺・名刺入れ|十分な枚数を持っていきましょう。
- ノートパソコン・関連機器|充電器や変換プラグも忘れずに。
- 筆記用具|すぐにメモが取れるように準備します。
- ポータブルWi-Fiルーター|場所を選ばず安定した通信環境を確保できます。
ビジネスでの韓国訪問では、機能性や信頼性が求められる持ち物が必要になります。プライベートの旅行とは異なり、訪問先での印象を左右するアイテムの準備が重要です。
商談や会食に備え、シワになりにくい素材のスーツやジャケットを1着は用意しましょう。移動中のシワを防ぐために、ガーメントバッグを活用するのがおすすめです。
名刺は、想定している枚数よりも多めに持っていくと、急な名刺交換の機会にも対応できます。また、ノートパソコンや充電器、変換プラグといった仕事道具は、忘れると業務に支障をきたすため、出発前に必ず確認してください。
【日数別】韓国旅行で必要な持ち物とポイント

韓国旅行の準備では、滞在日数に合わせて荷物の量と内容を調整することが、快適な旅を送るためのポイント。短期旅行と長期滞在では、必要な持ち物やパッキングの考え方が異なります。
- 1泊2日/2泊3日(短期)|機内持ち込み荷物で身軽に
- 3泊4日/4泊5日(中期)|着回し術と洗濯で荷物を効率化
- 1週間以上の長期滞在|現地での生活を快適にするアイテム
日数に合わない荷造りをしてしまうと、「荷物が重すぎて移動が大変だった」「必要なものが足りなくて現地で困った」なんてことも。
ここでは、旅行日数に応じた最適な荷造りのコツを解説します。
1泊2日・2泊3日に必要な持ち物
- バッグの選び方|機内持ち込み可能なサイズのスーツケースや、大きめのバックパックがおすすめ。
- 衣類の厳選|着替えは1〜2セットに絞り、下着や靴下は日数分用意します。パジャマはホテルにあるものを活用すると身軽です。
- アメニティの活用|シャンプーやスキンケア用品は、試供品やトラベルサイズのものを活用すれば荷物を軽量化できます。
週末などを利用した短期旅行では、移動時間をいかに短縮し、滞在時間を最大限に活用するかがカギ。そのため、荷物は機内持ち込みができるサイズに収め、身軽に動けるようにするのがおすすめです。
空港で預け入れ荷物が出てくるのを待つ時間がなくなるため、入国後すぐに市内へ向かうことができます。
3泊4日・4泊5日に必要な持ち物
- 着回しやすい服を選ぶ|基本となるボトムスを1〜2本決め、それに合わせてトップスを選びます。
- 旅行用洗剤を持参する|下着や靴下など、簡単なものであればホテルの洗面台で手洗いもできます。
- 圧縮袋を活用する|洗濯後の衣類や、かさばる衣類をコンパクトに収納できます。
韓国旅行で最も一般的な3泊4日や4泊5日の日程では、全ての着替えを持っていくと荷物が多くなりがちです。帰りにお土産を入れるスペースを確保するためにも、「着回し」と「洗濯」を前提とした荷造りを心がけましょう。
着回しを考える際は、デニムや黒のパンツといった、どんなトップスにも合わせやすいベーシックなボトムスを軸にコーディネートを組むのがおすすめ。トップスは2〜3枚に絞り、カーディガンやスカーフなどの小物で変化をつけると、少ないアイテムでおしゃれを楽しめます。
また、韓国には「コインパルレ」と呼ばれるコインランドリーが街の至る所にあります。ホテルによってはランドリーサービスを提供している場合もあるため、滞在中に一度洗濯をすることで、持っていく衣類の量を半分以下に減らすことが可能です。
1週間以上の長期滞在に必要な持ち物
- 日本食|インスタント食品や調味料など。
- 洗濯グッズ|旅行用洗剤、S字フック、洗濯バサミ、ミニ洗濯ネット。
- 使い慣れたスキンケア用品|試供品ではなく、普段使っているものをボトルで持っていくと安心です。
- 爪切りや綿棒|意外と忘れがちですが、長期滞在では必要になります。
- 複数ポート付き充電器|スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなどを同時に充電できます。
1週間以上の長期滞在になると、単なる旅行ではなく「現地での生活」という側面が強くなります。そのため、日用品を現地調達することも視野に入れつつ、日本からでないと手に入らないものや、使い慣れたものを持参することが重要になります。
特に、長期間になると体調を崩しやすくなったり、日本食が恋しくなったりすることがあります。普段から飲み慣れている常備薬は多めに持っていき、インスタントの味噌汁やふりかけなどがあると、胃が疲れた時に安心ですよ。
また、洗濯の頻度も増えるため、旅行用の洗剤や、ホテルで洗濯物を干す際に役立つS字フックや洗濯バサミなどがあると非常に便利です。
【季節別】韓国旅行で必要な持ち物
韓国は日本と同じように四季が明確ですが、気温や気候は日本の主要都市と異なる点が多くあります。
- 春(3-5月):寒暖差に対応できる薄手のアウターが活躍
- 夏(6-8月):厳しい日差しと強力な冷房への対策が必須
- 秋(9-11月):過ごしやすい気候だが、朝晩の冷え込みに注意
- 冬(12-2月):日本の冬とは違う「極寒」に備えた完全防備を
日本の感覚で服装を選んでしまうと「思ったより寒くて楽しめなかった」「日中の暑さにばててしまった」など、体調を崩す原因にもなりかねません。
ここでは、韓国の春夏秋冬それぞれの気候の特徴と、快適に過ごすための服装、そしてその季節ならではの必需品を解説します。
春(3-5月)

- 着脱しやすいアウター:トレンチコート、ジャケットなど
- ストールやカーディガン:カバンに入れておくと温度調節に便利です
- マスク:PM2.5や黄砂の対策として複数枚あると安心です
- 歩きやすいスニーカー:観光でたくさん歩くことを想定しましょう
春の韓国は、桜や花々が咲き誇り、街歩きが楽しい季節です。しかし、日によって寒暖差が激しいのが特徴。日中は暖かくても、朝晩は想像以上に冷え込むことが多いため、温度調節ができる服装が欠かせません。
日中は長袖のTシャツやブラウスで過ごせますが、朝晩の冷え込みに備えて、トレンチコートやジャケット、カーディガンといった羽織れるものを必ず用意しましょう。
またこの時期はPM2.5や、黄砂が飛来しやすい季節でもあるので、マスクを持ち歩いておくと安心です。
夏(6-8月)

- 薄手の羽織もの:カーディガンやシャツは冷房対策に必須です
- 日差し対策グッズ:日焼け止め、帽子、サングラスは必ず持参しましょう
- ハンディファン(携帯扇風機):街歩きの際の暑さ対策に非常に役立ちます
- 折りたたみ傘:急な夕立や梅雨時期の雨に備えましょう
韓国の夏は、日本と同様に高温多湿で、日差しが非常に強いのが特徴です。特に7月から8月にかけては、気温が30度を超える蒸し暑い日が続きます。6月下旬から7月は梅雨の時期にあたり、雨が多くなります。
また、屋外は厳しい暑さですが、カフェやデパート、地下鉄などの屋内は、冷房が「寒い」と感じるほど強く効いています。そのため、通気性の良い半袖やワンピースといった涼しい服装を基本としながら、すぐに羽織れるものを常に持ち歩くことが、夏を快適に過ごすためのポイントです。
秋(9-11月)

- 長袖シャツやニット
- 軽めのアウター:ジャケットやライトダウン(10月以降)
- 冬用のコート:11月に旅行する場合は必須です
- 保湿クリーム:空気が乾燥するため、肌の保湿ケアが重要になります
秋は空気が澄んで晴れの日が多く、韓国旅行のベストシーズンと言われています。街路樹が美しく色づき、紅葉狩りも楽しめます。しかし、春と同様に1日の中での気温差が大きく、月が進むにつれて急速に冬へと近づいていく季節でもあります。
9月はまだ夏の暑さが残りますが、10月になると日中でも長袖シャツやスウェットが必要な日が増えてきます。11月に入ると、最低気温が氷点下になることもあり、冬用のコートが必要不可欠です。特に11月に旅行を計画している場合は、冬の準備をしていくくらいの心構えが必要です。
冬(12-2月)

- ロング丈のダウンコート
- 機能性インナー(上下):ヒートテックなどを複数枚用意しましょう
- 防寒小物:マフラー、手袋、ニット帽は必須アイテムです
- 貼るカイロ:お腹や背中に貼ると、体の芯から温まります
- 滑りにくい靴:雪や凍結した道に対応できるブーツなどがおすすめです
ソウルの冬は、東京の冬とは比べ物にならないほど寒さが厳しく、最低気温がマイナス10度以下になることも珍しくありません。そのため、しっかりとした防寒対策をしなければ、観光を楽しむことは難しいでしょう。
冬の韓国旅行の服装は「重ね着」が基本。屋外は極寒ですが、屋内は暖房が効いていて暑いことが多いため、着脱して温度調節ができるように準備しましょう。
ヒートテックなどの機能性インナーの上に、厚手のニットやセーターを着込み、アウターは保温性の高いロング丈のダウンコートが必須です。マフラーや手袋、耳当て付きのニット帽といった防寒小物も、寒さを和らげる上で非常に重要な役割を果たします。
韓国旅行であると役立つ持ち物7選

必須の持ち物に加えて、旅の快適さを格段に向上させてくれる「あると役立つ持ち物」があります。これらは無くても旅行はできますが、持っていくことで意外な場面で役立つはず。
- ジップロック・ビニール袋
- エコバッグ
- S字フック・洗濯バサミ
- ミニサイズの調味料
- 旅行用洗剤
- 圧縮袋
- パスポートのコピー(データ)
ここでは、旅慣れた人が実践している、かゆいところに手が届く便利なアイテムを7つ厳選してご紹介します。
ジップロック・ビニール袋
大きさの異なるジップロックやビニール袋を数枚スーツケースに入れておくと、様々な場面で非常に役立ちます。まさに万能アイテムと言えるでしょう。
例えば、購入した化粧品の液漏れ防止や、お土産で買ったキムチの匂い漏れ対策に使えます。また、脱いだ服や濡れたタオルを一時的に収納する際にも便利で、他の荷物を汚さずに済みます。
エコバッグ
韓国では、ロッテマートなどの大型スーパーやダイソー、コンビニでもレジ袋は有料です。そのため、折りたたんでコンパクトになるエコバッグをカバンに一つ入れておくと、会計がスムーズになります。
お土産やコスメをたくさん買ってしまい、手持ちのバッグに入りきらなくなった時にも大活躍します。急に荷物が増えても、エコバッグがあれば安心です。
S字フック・洗濯バサミ
ホテルの部屋をより快適に使うための隠れた便利グッズが、S字フックと洗濯バサミです。100円ショップなどで手軽に購入できます。
S字フックは、クローゼットのポールやバスルームのタオル掛けに吊るすことで、帽子やカバン、買い物袋などを掛けるスペースを作り出せます。洗濯バサミは、手洗いした下着や靴下を干す際に重宝します。
ミニサイズの調味料
「韓国料理は好きだけど、辛すぎるのは少し苦手…」という方やお子様連れの旅行に、ミニサイズの調味料は心強い味方になります。
韓国の料理は、唐辛子を使った辛い味付けのものが多くあります。そんな時、マヨネーズや醤油、ポン酢など使い慣れた調味料があると、味をマイルドにして食事を楽しむことができます。
旅行用洗剤
3泊以上の旅行や、荷物をできるだけ減らしたい方におすすめなのが、1回分ずつ個包装になった旅行用の洗剤です。
長期滞在でコインランドリーを使うほどではないけれど、下着や靴下など、ちょっとした洗濯をしたい時に便利です。特に、小さなお子様がいると服を汚す機会も多いため、ホテルの洗面台でさっと手洗いできると非常に助かります。
圧縮袋
衣類用の圧縮袋は、帰りにお土産で荷物が増えることを見越して、ぜひ持っていきたいアイテムです。特に、冬物のセーターやアウターなど、かさばる衣類を驚くほどコンパクトにできます。
掃除機が不要な「手で丸めるだけで空気が抜けるタイプ」を選びましょう。これがあれば、スーツケース内に余裕が生まれ、買ったお菓子やコスメをたくさん詰め込むことができます。
パスポートのコピー(データ)
パスポートそのものは必須の持ち物ですが、そのコピーやデータは「万が一のお守り」として非常に役立ちます。
パスポートを紛失または盗難された場合、再発行の手続きが必要になります。その際、パスポートのコピーがあると、手続きが格段にスムーズに進みます。紙のコピーをスーツケースの奥に、スマートフォンで撮影したデータをクラウド上になど、複数に分けて保管しておくとさらに安心です。
韓国旅行で役立つ便利なアプリ5選
NAVERマップ

引用:apps.apple.com
Naver Mapは、韓国でもっとも利用されている地図アプリです。韓国国内の地図が詳細に描かれており、交通情報や施設情報も充実。韓国内であれば、オフラインでも地図が利用可能です。
Naver Mapは車や公共交通機関、徒歩などさまざまな交通手段に対応しており、目的地までのナビゲーションをスムーズに教えてくれます。リアルタイムの交通情報も提供されているため、渋滞などの状況も把握できるアプリです。
カカオバス

引用:apps.apple.com
「カカオバス」は、韓国のバス運行情報をリアルタイムで確認できるアプリです。バス停にバスが到着する前に通知してくれるアラーム機能や、降車する停留所が近くなると通知してくれるアラーム機能を設定できます。
韓国語が読めなくても、乗り過ごしや間違って降りてしまうミスが防げるでしょう。このアプリさえあれば、初めての韓国旅行でも安心してバスに乗れます。
Subway Koriaー韓国地下鉄路線図

引用:apps.apple.com
Subway Koriaは、韓国の地下鉄路線図とリアルタイムの運行情報がわかるアプリです。駅構内の施設がわかるうえに、出口情報も掲載されていてとにかく便利。このアプリがあれば、韓国での電車移動に困ることはないといっても過言ではありません。韓国で電車に乗るなら、絶対にダウンロードしておくべきアプリです。
カカオタクシー

引用:apps.apple.com
カカオタクシーは韓国発のタクシー配車アプリです。安全性を重視しており、ドライバーの運転履歴や車両の安全性を厳密に審査済み。配車中も車両の位置情報や乗車状況がリアルタイムで管理されており、安全性が確保されているアプリです。
料金の支払い方法は現金やカード決済など、複数の方法から選ぶことができます。車両の移動距離に応じた料金が自動的に計算されるため、不正請求を受ける心配がありません。韓国でタクシーに乗るなら、真っ先に候補としたいアプリです。
Trip.com

Trip.comアプリは、世界39か国以上の国と各地域で利用できる旅行アプリです。ユーザーは予約をアプリ上で簡単に管理できるほか、140万件以上のホテルが最大50%とお得に予約が可能。
2022年上半期には、世界でもっともダウンロードされたOTAアプリランキング10位にランクインした超人気アプリです。海外に限らず、海外旅行に行くならダウンロードして損はないでしょう。
韓国への持ち込み品で注意したいもの

持ち込めないもの
韓国への持ち込みが禁止されているもので、日本人がうっかり持ち込みがちなのが食品類です。カップラーメンや駄菓子、肉エキス入りのスナック菓子は検疫で没収される可能性があります。
NGである理由として、動物検疫や植物検疫の規制があるためです。また、日本の調味料(だしの素、めんつゆなど)にも肉エキスが含まれているので注意が必要です。
税関申告が必要なもの
一定額以上の現金や貴重品は税関申告が必要です。申告を怠ると罰金や没収の対象となるため、下記の基準を超える場合は到着時に必ず申告手続きを行いましょう。
韓国の税関申告
品目 | 申告が必要な基準 | 備考 |
現金 | 1万米ドル相当額以上 | 約150万円以上 |
酒類 | 1リットル超 | 免税範囲は1L |
たばこ | 200本超 | 免税範囲は200本 |
香水 | 60ml超 | オードトワレ含む |
高額商品 | 600米ドル超 | 時計・宝石・電子機器等 |
モバイルバッテリーについて
2025年3月、モバイルバッテリーについて機内手荷物棚への収納も禁止となりました。座席下または膝上での保管が必要で、容量は160Wh以下に制限されています。これは安全上の理由で、リチウムイオン電池の発火リスクを防ぐためです。
韓国旅行の際は、モバイルバッテリーを必ず手荷物として携帯し、フライト中は座席下に保管することを忘れないでください。
韓国旅行に必要なものでよくある質問
韓国旅行で絶対に忘れてはいけないものは?
パスポートと航空券のチケット、クレジットカードとスマートフォンは絶対に必要です。最低限、この4つがあれば何とか旅行できるでしょう。大抵のものは現地で購入できます。韓国旅行の服装はどうする?
韓国で過ごす服装は、日本と同じ服装で問題ありません。秋や冬はかなり寒くなりますので、防寒グッズを多めに持っていきましょう。韓国旅行に必要のないものは?
?ドライヤーやタオルは多くのホテルにあります。お菓子や日用品などはスーパーで購入できますので、多めに持っていく必要はありません。韓国旅行で傘は持っていくべき?
現地でも買えますが、念のため天気の確認をしておきましょう。梅雨時期は持参した方が安心です。
韓国旅行に必要なものをチェックしよう

韓国旅行の持ち物について、絶対に忘れてはいけない必須アイテムから、目的別・日数別・季節別の持ち物、さらには旅を格段に快適にする便利グッズまで、網羅的に解説してきました。
韓国旅行で必要な持ち物のポイントは、まとめると以下の通りです。
- まずは必須アイテムから確認する。
- 「目的」に合わせた+αを用意する。
- 「日数」と「季節」を考慮する。
- 便利なアイテムで旅をアップグレードする。
このポイントを抑えれば、もう出発前に「何を持っていけばいいんだろう?」と悩むことはありません。また、「あれを持ってくればよかった…」という後悔をなくし、忘れ物の不安が解消されることでしょう。
万全の準備を整えて、韓国旅行を満喫してくださいね。






