
済州島への旅行で最初に迷うのが「空港から市内までどうやって行くか」ではないでしょうか。到着したのはいいけれど、タクシーは高いしバスは乗りこなせるか不安…
そんな初心者さんでも大丈夫!この記事では、済州国際空港から市内へ安く、そして安心して移動できる5つの方法を徹底ガイドします。お得に移動して、素敵な旅を済州島で始めましょう!
タイプ別おすすめ
タイプ | おすすめの移動方法 | 料金の目安 | 所要時間 |
安く移動したい | 市内バス | 1,370ウォン | 30~40分 |
早く移動したい | タクシー | 8,000~12,000ウォン | 15~20分 |
楽に移動したい | 空港リムジンバス | 5,000ウォン | 30分 |
貴重な体験がしたい | レンタカー | 1日8,000ウォン~ | 20分 |
記念の旅を盛り上げたい | 送迎サービス | 22,000ウォン~ | 30~60分 |
済州国際空港の基本情報

済州国際空港(IATA: CJU)は済州島の玄関口として、年間約3,000万人が利用する韓国第2位の規模を誇る空港です。空港は単一ターミナル構造で迷いにくく、国内線と国際線が同じ建物内にあります。
ターミナル構造
- 1階: 到着ロビー、手荷物受取所、各種交通機関乗り場
- 2階: 出発ロビー、チェックインカウンター
- 3階: 展望デッキ、レストラン街
各交通機関の乗り場案内
- 市内バス: 2番ゲートを出てすぐ
- 空港リムジンバス: 5番ゲートから外に出た場所
- タクシー: 3番ゲートを出て横断歩道を渡った先
- レンタカー: 3番・5番ゲート外のシャトルバス乗り場(レンタカーハウスまで移動)
- ホテル送迎: 各ホテルにより異なるため事前確認必要
済州国際空港から市内|市内バス

済州国際空港から市内への移動手段として、もっとも安いのが市内バスです。料金は1,370ウォンと圧倒的にリーズナブル。地元の人々と同じ交通手段を利用できるため、韓国の文化を肌で感じることができます。
乗り場は済州国際空港2番ゲートで、急行バス(101番、181番、182番)や一般市内バスが10~20分間隔で運行。市内中心部まで、30~40分でアクセスできます。
メリット・デメリット
項目 | 内容 |
メリット | ・圧倒的な料金の安さ・地元の雰囲気を体験できる・環境に優しい移動手段・運行本数が多い |
デメリット | ・大きな荷物の持ち込みが不便・韓国語表示が多く迷いやすい・ルートが複雑でわかりにくい・座席が確保できない場合がある |
利用のコツ
- Naverマップアプリをダウンロードしておく
- T-moneyカードやハナロカードを事前に購入
- 急行バス(101番、181番、182番)を狙うと早く到着できる
済州国際空港から市内|タクシー
速さと確実性を最重視するなら、タクシーが最適です。済州国際空港3番ゲート外の横断歩道を渡った先のタクシー乗り場から、市内中心部まで15~20分で到着できます。
料金は一般タクシーで8,000~12,000ウォン(約800~1,200円)、模範タクシーで約17,200ウォンと他の交通手段より高額ですが、ドアtoドアの利便性と24時間利用できる点が大きな魅力です。
空港から市内への料金目安
目的地 | 所要時間(分) | 料金(一般タクシー) | 料金(模範タクシー) |
済州市庁 | 30 | 9,000 | 16,200 |
涯月邑 | 55 | 25,000 | 45,000 |
漢拏山 | 60 | 30,000 | 54,000 |
中文観光団地 | 80 | 35,000 | 63,000 |
城山邑 | 100 | 45,000 | 81,000 |
メリット・デメリット
項目 | 内容 |
メリット | ・最速の移動手段・ドアtoドアで楽々移動・24時間いつでも利用可能・荷物が多くても安心 |
デメリット | ・他の交通手段より高額・渋滞時は時間が読めない・言語の壁がある・ぼったくりのリスクがある |
利用のコツ
- タクシーアプリで安全性と透明性を確保
- メーターが正常に動いているか必ず確認
- 模範タクシーは料金は高めだが、英語対応できる運転手が多い
この記事も人気です。
→韓国・ソウルでおすすめのタクシーアプリ3選!カカオ・Uber・TADAを比較
済州国際空港から市内| 空港リムジンバス

快適さと料金のバランスを重視する方には、空港リムジンバスがおすすめです。料金は5,000ウォン(約500円)と市内バスより高めですが、座席が快適で荷物スペースも広く確保。
済州国際空港5番ゲートから20~30分間隔で運行し、主要ホテルや中文観光団地などの観光エリアに直行できるのが特徴です。600番(中文/西帰浦方面)や800番(西帰浦市外バスターミナル方面)が人気路線となっています。

引用:https://www.visitjeju.net/jp/
メリット・デメリット
項目 | 内容 |
メリット | ・荷物スペースが広く快適・座席が確保されている・主要ホテルに停車・観光地への直行便あり |
デメリット | ・運行本数が限られている・市内バスより高額・到着時刻に制約がある・細かいエリアには対応していない |
利用のコツ
- 600番(済州国際空港⇔中文/西帰浦)はリゾートエリアへの直行便
- 事前に運行時刻を確認して計画的に利用
- 主要ホテルでの乗降が可能
済州国際空港から市内|レンタカー

済州島観光を自由自在に楽しみたい方には、レンタカーが断然おすすめです。料金は1日8,000ウォン~(約800円~)からと車種により幅がありますが、複数人での利用なら非常に経済的になります。
済州国際空港3番・5番ゲート外のシャトルバスでレンタカーハウスまで移動し、手続き完了後は島内どこへでも直行可能。燃料費が安いLPG車や電気自動車が主流で、環境にも配慮されています。
メリット・デメリット
項目 | 内容 |
メリット | ・完全な自由度で島内観光・複数人利用なら経済的・時間に縛られない・大きな荷物も楽々移動 |
デメリット | ・国際運転免許証が必要・韓国の交通ルールに慣れが必要・駐車場の心配・ガソリンスタンドが少ない |
利用のコツ
- 国際運転免許証は必ず取得
- カーナビがない場合があるため、スマホナビアプリを準備
- 車両修理費の補償がある自車保険への加入する
Trip.comのレンタカー予約なら、世界各国の大手レンタカー会社を一括比較できて便利です。事前にオンラインで予約すれば、現地での手続きもスムーズ。日本語サポートも充実しているので、初めての海外レンタカーでも安心して利用できます。
済州国際空港から市内|ホテル送迎サービス

確実性と快適さを最重視する方には、ホテル送迎サービスが最適です。多くの場合、宿泊費に含まれているか、有料でも15,000~30,000ウォン程度で利用できます。
事前予約が必須ですが、空港到着後は指定場所でドライバーと合流するだけ。そのあとは、荷物の心配もなく直接ホテルまで送迎してもらえます。所要時間は30~60分、初回訪問時や言語に不安がある方には、とくにおすすめのサービスです。
メリット・デメリット
項目 | 内容 |
メリット | ・事前予約で確実性が高い・荷物の心配が一切不要・ホテルスタッフとの最初の接点・道に迷う心配がない |
デメリット | ・時間の融通が利かない・他の客との乗り合いの場合あり・追加料金が発生する場合・キャンセル時の制約 |
利用のコツ
- ホテル予約時に送迎サービスの有無と料金を必ず確認
- 送迎車の特徴や待ち合わせ場所を詳しく聞いておく
- 遅延時の連絡先を控えておくと安心
済州国際空港で日本人が気を付けたいトラブル

日本人旅行者が遭遇しやすいトラブルでよくあるのが、言語による交通手段の選択ミスです。誤ってバスに乗車してしまうケースや、タクシーでメーターを使わない悪質な運転手に遭遇するなど。
事前準備として、翻訳アプリのダウンロード、信頼できる交通手段の選択を決めておきましょう。カタコトの日本語で話しかけられても、対応しない方がいいかもしれません。
済州国際空港への送迎サービスがあるホテル3選
1. ロッテホテル済州

ヨーロッパの古城をモチーフにした外観が印象的な、済州島を代表する高級リゾートホテルです。南アフリカの「ザ パレス オブ ザ ロスト シティ」をモデルに設計されており、まるで王宮のような豪華絢爛な雰囲気が楽しめます。ホテル内には温水プール「ヘオン(海温)」があり、年中泳ぐことができる点も魅力です。
項目 | 詳細 |
空港からの距離 | 約50分(リムジンバス利用時) |
客室数 | 500室 |
主要施設 | 温水プール、カジノ、スパ、9つのレストラン |
特徴 | 華やかなインテリア・温水プール・無料インターネット、日本語スタッフ |
35 Jungmungwangwang-ro 72beon-gil
2. ロッテシティホテル済州

2014年にオープンした済州島で最も高い23階建ての超高層ホテルです。「済州島の建物の中で最高の高さ」を誇り、客室からは済州市内と空港の滑走路、海と漢拏山までを一望できる絶景が自慢。空港から車でわずか5分という立地の良さから、ビジネス利用にも最適で、効率的な済州島滞在が可能です。
項目 | 詳細 |
空港からの距離 | 車で約5分 |
客室数 | 260室 |
主要施設 | 四季温水プール、フィットネスクラブ、宴会場 |
特徴 | 済州島でも最高層の23階建て・海と漢拏山の絶景コラボ |
83 Doryeong-ro
3. グランドハイアット済州

2020年12月にオープンしたばかりの、済州島最新の超高級ホテルです。38階建て169mの済州ドリームタワー内に位置し、アジア太平洋地域のグランドハイアットとしては最大規模を誇ります。全客室が65㎡以上という贅沢な造りで、フランスの高級ブランド「バルマン」のアメニティも完備されています。
項目 | 詳細 |
空港からの距離 | 車で約10分 |
客室数 | 1,600室 |
主要施設 | 14のレストラン・バー、2つのプレミアムスパ、屋内外プール |
特徴 | 65㎡からの広々とした客室・ショッピングモール・カジノ併設 |
12 Noyeon-ro
済州国際空港から市内への移動でよくある質問

-
Q1. 深夜・早朝便でも移動手段はありますか?
A. タクシーは24時間利用可能ですが、バスは運行時間が限られています。深夜・早朝便の場合は、事前にホテル送迎サービスを予約するか、タクシーの利用をおすすめします。カカオタクシーアプリなら深夜でも安心して利用できます。
-
Q2. 大きな荷物があっても大丈夫ですか?
A. タクシーや空港リムジンバス、ホテル送迎なら問題ありません。市内バスは荷物スペースが限られるため、大きなスーツケースがある場合は避けた方が無難です。レンタカーなら荷物の心配は一切不要です。
-
Q3. 韓国語ができなくても移動できますか?
A. はい、可能です。タクシーではスマートフォンの翻訳アプリや目的地を書いたメモが有効です。空港リムジンバスは主要ホテルに停車するため言葉の心配は少なく、ホテル送迎なら日本語対応できるスタッフが多いです。
-
Q4. コスパが良い移動手段はどれですか?
A. 1人旅なら市内バス(1,370ウォン)、2-3人なら空港リムジンバス(1人5,000ウォン)、4人以上ならタクシー(総額10,000ウォン程度)がコスパ良好です。滞在日数が長い場合はレンタカーも経済的になります。
そのほか、こちらの記事も人気です。
→はじめての済州島!2泊3日の定番モデルコースや予算
済州国際空港から市内へは余裕をもって行動しよう

済州国際空港から市内への移動は、目的や予算に応じて5つの選択肢があります。初めての済州島旅行なら、空港リムジンバスまたはホテル送迎サービスが安心・確実でおすすめです。移動手段を賢く選んで、素晴らしい旅の思い出を作ってください。
航空券とホテルをまとめて予約するなら、Trip.comでの一括予約がお得で便利です。アプリ限定割引や会員特典を活用すれば、さらにお得に済州島旅行を楽しめるでしょう。移動手段と合わせて、ぜひ検討してください!
▼海外旅行ならTrip.com▼



