
韓国旅行で「まず最初に悩むポイント」が、仁川空港からソウル市内までの移動手段。
電車・タクシー・送迎サービス…いろいろ選択肢があるなかで、初めての渡韓でも安心して使えると人気なのが 「リムジンバス」です。
荷物が多くても乗り換えなしでホテル近くまで行けて、深夜・早朝便にも対応。
しかも、明洞・東大門・弘大・江南をはじめ、主要エリアごとにバス路線が細かく分かれているため、行きたい場所にピンポイントでアクセスできます。
この記事では、仁川空港→ソウル市内のリムジンバスの乗り方・料金・バス番号・停留所を、主要エリア別に徹底解説。
明洞・東大門・弘大などの人気スポットはもちろん、COEX、汝矣島、蚕室、北村などの細かいエリアまでしっかり網羅しています。
- 初めての韓国旅行で不安な人
- ホテルまで迷わず行きたい人
- 深夜・早朝便で移動に困っている人
そんな人でも、この記事を読めば迷わずスムーズに移動できます。
仁川空港からソウルの街へ──あなたの旅の“最初の一歩”を、最高に快適にしましょう。
韓国のリムジンバスとは?料金・特徴を解説

韓国旅行の移動手段として定番の「リムジンバス」は、仁川国際空港とソウル市内の主要エリアを結ぶ便利な空港バス。
地下鉄のように乗り換えをする必要がなく、タクシーよりも料金が安い“ちょうどいい選択肢”として、多くの旅行者に利用されています。
座席は広めで荷物スペースも確保されているため、初めての韓国でも安心。
明洞・東大門・弘大・江南などの観光名所だけでなく、COEX、汝矣島、蚕室などのビジネス・ショッピングエリアにも直接アクセスできます。
ここでは、リムジンバスの料金、種類、どんな人に向いているかをわかりやすく紹介します。
▼バスの設備▼
| 設備 | 詳細 |
| 座席 | 3列シート(1列+2列配置) |
| 機能 | リクライニング機能付き |
| 荷物 | 大型トランクルーム(40kg/2個まで無料) |
| Wi-Fi | 無料Wi-Fi完備 |
| 充電設備 | USB充電ポート(一部車両) |
| 車内アナウンス | 韓国語・英語(一部路線で日本語) |
| エアコン | 冷暖房完備 |
| トイレ | なし |
※一部のバスは設備が異なります
リムジンバスの基本料金と運行時間
リムジンバスの料金は、おおよそ15,000〜18,000ウォン(約1,600〜2,000円)が目安。
行き先によって多少前後しますが、タクシーに比べてリーズナブルで、地下鉄より快適という“バランスの良さ”が魅力です。
運行時間は路線によって異なりますが、早朝(4:00台)〜深夜(23:00頃)まで幅広く運行。
さらに、深夜便に対応した「深夜バス」もあり、0時〜4時台のフライトでも利用できます。
- 日中は10〜20分間隔で運行
- 深夜帯は30〜60分間隔
- 所要時間は40〜70分前後(渋滞により変動あり)
と、便数も多く、航空便との相性もとても良い移動手段です。
一般リムジンと高級リムジン(プレミアム)の違い
韓国のリムジンバスには大きく分けて「一般リムジン」と「高級リムジン」の2種類があります。
● 一般リムジン
- 料金:おおよそ15,000〜17,000ウォン
- 座席:標準的なバスシート
- 停車:主要エリアに広く停まる
観光地を幅広く巡りたい人に向いているタイプ。
リーズナブルで本数も多いので、迷ったらコレでOK。
● 高級リムジン(プレミアム)
- 料金:おおよそ17,000〜18,000ウォン
- 座席:1人あたりのスペースが広く、快適性が高い
- 停車:ホテル前など“ピンポイント停留所”が多い
長距離移動でも疲れにくく、空港からホテルの近くまで直接アクセスできるのが魅力。
荷物が多い旅行者や、移動をラクにしたい人にぴったりです。
リムジンバスはどんな人に向いている?
リムジンバスは、こんな旅行者との相性が抜群です。
- 荷物が多い人(スーツケース+手荷物でも余裕)
- 乗り換えが苦手な人
- 空港→ホテル周辺まで直行したい人
- タクシーよりリーズナブルに、でも快適に移動したい人
- 明洞・東大門・弘大・江南など“観光地エリア”に宿泊する人
- 深夜・早朝便で移動する予定がある人
「迷わず行ける」「楽に移動できる」「料金もちょうどいい」──そんなバランスの良さが、韓国旅行ビギナーからリピーターまで幅広く支持される理由です。
韓国・仁川空港のリムジンバス乗り場マップ【乗り方も紹介!】
仁川空港のリムジンバス乗り場は、初めて訪れる人でも迷わずにたどり着けるように、ターミナルごとにはっきりと分かれています。ターミナル1・ターミナル2どちらでも「到着ロビーを出たあと、まっすぐ外へ出るとすぐ乗り場が並んでいる」という構造になっていて、案内板も大きく目に入りやすいため安心です。
ここでは、利用者が多いターミナル1とターミナル2ごとに、乗り場の探し方やチケット購入の方法、荷物を預ける際のポイントまで、到着後すぐに役立つ情報をまとめて解説します。
ターミナル1の乗り場番号と探し方

| 項目 | 詳細 |
| チケット売り場 | 1階到着フロア(複数箇所) |
| 乗り場 | 1階屋外( 3B・4A乗り場) |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード・T-money |
| 営業時間 | 5:40-23:00(会社により異なる) |
ターミナル1に到着した場合、入国審査を終えて到着ロビーに出ると、目の前に広いホールが広がり、そのままガラス扉の先にリムジンバス乗り場が並んでいます。乗り場は「1番〜14番」まで番号で区切られており、明洞・東大門・江南といった主要エリアに向かうバスが一直線に並んでいます。
案内板には「Bus」「リムジンバス」と大きく表示されているので、看板を頼りに外へ出れば迷う心配はありません。目的地のバス番号は乗り場ごとに掲示されており、大きな電子案内板で次の出発時間も確認できるため、到着後すぐでもスムーズに乗車できます。
ターミナル2の乗り場番号と探し方

| 項目 | 詳細 |
| チケット売り場 | 地下1階交通センター |
| 乗り場 | 地下1階(17-19番乗り場) |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード・T-money |
| 営業時間 | 5:40-23:00(会社により異なる) |
ターミナル2は新しい建物ということもあり、乗り場までの導線がよりシンプルでわかりやすいのが特徴です。到着ロビーのガラス扉を抜けると、すぐ左手と右手の両方向にリムジンバス乗り場があり、各エリア行きのバスがきれいに整列しています。
乗り場番号は「1番〜13番」ほどの範囲にまとまっていて、明洞・弘大・江南などの主要路線は利用者が多いため、人の流れを追いかけるだけでも自然と目的の方向に進めます。電子掲示板で運行中の路線や出発時刻を確認しながら、目的地のバス番号をチェックすれば、そのまま列に並ぶだけでOKです。
券売機の使い方・チケット購入の流れ
リムジンバスのチケットは、乗り場付近にある券売機または有人窓口で購入できます。券売機は日本語表示にも対応しているため、操作に戸惑うことはほとんどありません。
使い方はシンプルで、まず画面上で「行き先エリア」を選び、続いて「バス番号」または「路線名」をタップします。料金が表示されるので内容を確認し、クレジットカードまたは現金(ウォン)で支払うと、紙のチケットがその場で発券されます。支払いが完了したタイミングで、乗り場番号も画面に表示されるため、券売機から出たあとそのまま外の乗り場へ向かえばスムーズです。
有人窓口ではスタッフに行き先を伝えるだけで発券してもらえるので、初めてで不安な人や複数人分をまとめて買いたいときにも利用しやすい方法です。
ただし、言語の壁で困ったり混雑による待ち時間が発生したりするかも…そこで、おすすめなのがインターネットによる事前購入です。Trip.comのチケットならQRコードを運転手に提示するだけ。PayPay決済にも対応していて非常に便利。ぜひTrip.comを利用して、快適なリムジンバスをお楽しみください!
リムジンバスに荷物を預けるときの注意点
リムジンバスでは、乗車前にバスの下部にあるラゲッジスペースにスーツケースを預けます。運転手が預け入れをサポートしてくれることが多く、重い荷物があっても安心です。預けた荷物には、バス会社のスタッフが番号札を付けてくれることもあり、降車時に同じ番号を確認しながら受け取る流れになります。
大切なのは、財布・パスポート・スマホなどの貴重品は必ず手荷物として持ち込むこと。ラゲッジスペースに預けてしまうと、走行中に取り出せないため、必要なものは乗車前にしっかりと分けておくと安心です。また、停車地によっては荷物の取り違えが起きやすい場所もあるため、自分のスーツケースが出されたタイミングをきちんと確認し、受け取るまで目を離さないことがコツです。
仁川空港 → 明洞(ミョンドン)

仁川空港から明洞までは、空港リムジンバスを使えば、乗り換えなしでホテルのすぐ近くまで移動できます。代表的な路線は、高級リムジン「6001番」と「6015番」。どちらも仁川国際空港の第1ターミナル・第2ターミナルから発着し、ソウル駅や南大門市場、明洞駅周辺のホテルを経由しながら、市内中心部まで連れて行ってくれます。
バス番号と路線の特徴
明洞方面へ向かう空港リムジンの主力が「6001番」と「6015番」です。6001番は、仁川空港からソウル駅や南大門市場を経由し、明洞駅や忠武路駅近くまで走る路線で、東大門方面までそのまま行けるのが特徴です。
6015番も、仁川空港から麻浦・孔徳・南大門を通り、ロッテホテルソウルやイビスアンバサダー明洞、ロイヤルホテルソウル、明洞駅周辺のホテル前などに停車します。明洞駅近くまでダイレクトに行きたい人には、この6015番がとても使いやすいルートです。
どちらも「空港リムジン(高級リムジン)」に分類される路線で、座席がゆったりしており、スーツケースを預けて座っているだけでソウル中心部に着けるのが魅力です。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 路線 | 6701 (仁川国際空港 ↔ 市役所方面) |
| 運行間隔 | 25~35 分 |
| 始発 | T1 始発 : 05:35 / T2 始発 : 05:15 |
| 終バス | T1 終発 : 22:25 / T2 終発 : 22:05 |
| 料金 | 大人 18,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
仁川空港から明洞エリアまでは、渋滞がなければおおよそ1時間前後、時間帯や道路状況によっては一時間半ほどかかることもあります。特に平日の朝夕や連休・大型連休時期は、ソウル市内の渋滞で到着が遅れることもあるため、フライト時刻に合わせて少し余裕を持った計画にしておくと安心です。
バスの運行間隔は、日中であればだいたい10〜20分おきに1本は出ているイメージで、明洞方面の6001番・6015番も、早朝から夜まで途切れなく運行されています。路線によって多少差はありますが、朝は5時台前半から、市内行きの最終便は22時台まで運行しているため、一般的な到着便であれば問題なく利用できます。
料金の目安
明洞方面の高級リムジンバスの料金は、大人で17,000ウォン前後、子ども料金はそれより少し安い設定になっています。空港から市内中心部までの距離を考えると、タクシーよりはかなりリーズナブルでありながら、地下鉄よりも格段にラクに移動できる価格帯です。
支払いは、券売機や窓口での現金(ウォン)払いのほか、路線によってはクレジットカードや交通系ICカードに対応している場合もあります。ただし、対応状況は変更されることもあるため、最新の情報は空港やバス会社の案内板で確認しておくと安心です。
明洞エリアの主な停留所
明洞エリアには、ホテルやショッピングスポットの前に細かくバス停が配置されています。たとえば、6001番や6015番の路線では、ソウル駅前や南大門市場付近を通ったあと、ロッテ百貨店・ロッテホテルソウル周辺、イビスアンバサダー明洞、ロイヤルホテルソウル、そして明洞駅(L7明洞・世宗ホテル付近)に停車する便があります。
同じ「明洞エリア行き」のバスでも、停まるホテルやバス停の位置が少しずつ異なるため、自分の宿泊先がどの停留所に近いか、事前に地図アプリなどで確認しておくとスムーズです。特にロッテホテルやロイヤルホテル周辺、明洞駅近くの停留所は、多くの日本人旅行者が利用する定番の降車ポイントになっています。
仁川空港側の乗り場は、第1ターミナルでは5B、第2ターミナルでは20台後半の番号(28番・29番付近)から発車する路線が多く、到着ロビーから案内に従って外へ出れば、同じエリアに6001番・6015番の乗り場が並んでいます。
明洞 → 仁川空港(逆方向)の利用方法
帰国時に明洞から仁川空港へ向かう場合も、行きと同じ路線のリムジンバスを利用できます。主要ホテル前や明洞駅周辺の道路沿いに「空港行き」バス停があり、ポール看板や上部の表示に「6001」「6015」などの番号と「Incheon Airport」と書かれているので、必ず空港行きの向きのバス停かどうかを確認してから並ぶようにすると安心です。
明洞発の空港行きは、早い時間帯だと朝4時台から運行しており、夜は19時台までの便が中心です。早朝便や深夜便を利用する場合は、フライト時刻から逆算して、出発の2〜3時間前には空港に着けるよう、少し早めのバスを選ぶのがおすすめです。
乗車の流れは、空港からの行きとほぼ同じで、まずバスが到着したら運転手に行き先を確認し、スーツケースなど大きな荷物をバス下部のラゲッジスペースに預けます。そのあと、乗車口でチケットを見せるか、交通カードをタッチして乗り込み、自分の席に座ればOKです。空港に着くと、バスはターミナルごとの降車場所に停車するので、利用する航空会社が第1ターミナルか第2ターミナルかも、あらかじめチェックしておくと安心です。
仁川空港 → 東大門(トンデムン)
東大門(トンデムン)は、ナイトショッピングやファッションビルが集まるエリアとして、昼夜問わず観光客が多く滞在する人気スポット。仁川空港からは、空港リムジンバスを使えば乗り換えなしで到着できるため、初めての渡韓でも安心して向かえるエリアです。
東大門方面への主力路線は 6001番・6002番 の二つ。特に6002番は「東大門行き」として定番で、現地でも利用者が多い路線です。
バス番号と路線の特徴
東大門を目指す旅行者にもっとも使われているのが 6002番。
この路線は仁川空港(T1・T2)から出発し、弘大入口(ホンデ)、新村(シンチョン)、忠武路(チュンムロ)、東大門歴史文化公園(DDP)といった人気エリアを通過していきます。
終盤の区間では、東大門周辺の大型ホテル前にも立て続けに停車するため、ホテル最寄りの停留所で降りればそのまま徒歩でチェックインできるのが魅力です。
6001番も東大門方面まで乗り入れており、南大門や明洞を経由したのち、忠武路や新堂方面へ向かうため、宿泊先によってはこちらも便利です。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 停留所案内 | 仁川国際空港 第2旅客ターミナル |
| 乗車場 | 交通センター(地下1階) 18番 停留所 |
| 運行間隔 | 35~45分 |
| 始発 | 05:39 (仁川国際空港 T2 →明洞) |
| 終バス | 22:49 (仁川国際空港 T2 →明洞) |
| 利用料金 | 大人 17,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
仁川空港から東大門までは、混雑していない時間であれば 約60〜80分前後。
東大門エリアは市中心部より手前に位置しているため、同じ方向の江南エリアよりは早く着く傾向があります。
運行間隔は日中を中心に 10〜20分おき。
空港から出るとすぐに次の便が来ることが多く、到着後のタイミングに左右されにくいのもうれしい点です。
深夜時間帯は本数が減りますが、0〜4時台の到着でも乗れる深夜便が走っているため、深夜フライト利用者にも十分対応できる路線です。
料金の目安
東大門方面のリムジンバスは、明洞と同様に 17,000ウォン前後。
荷物を預けて座っているだけで目的地近くまで連れていってくれることを考えると、コスパはかなり高め。
支払い方法は、空港の券売機または有人窓口で購入できるほか、路線によっては交通系ICカード(T-money・Cashbee)やクレジットカードにも対応しています。
東大門エリアの主な停留所
東大門周辺には、巨大ショッピングモールやホテルが立ち並び、それぞれの目の前に停留所が設置されています。たとえば、
- 東大門歴史文化公園(DDP)周辺
- ホテルスカイパーク キングスタウン東大門
- JWマリオット東大門スクエアソウル
- トンデムンデザインプラザ(DDP)付近
- DOOTA!/Migliore(ファッションビル)前
などが代表的な降車ポイント。
どの停留所も、巨大交差点を囲むように配置されているため、ホテルの場所に合わせて最寄りを選ぶとスムーズに移動できます。
東大門は道路が広く、夜でも人通りが多い安全なエリアなので、少し歩いても安心感があります。
東大門 → 仁川空港(逆方向)の利用方法
帰りの空港行きも、行きと同じ6001・6002番の停留所から乗車できます。
停留所ポールに「Airport Limousine」「仁川空港(Incheon Airport)」と明記されているので、空港行きか市内行きかを必ず確認してから並ぶと安心です。
朝は早い時間帯から運行しているため、7〜9時台の国際線でも十分余裕を持って移動できます。
東大門から仁川空港までは時間帯によって渋滞が多く、特に午前中は混みやすいので、フライトの3時間前には空港に着くように計算して早めに出発するのがおすすめです。
乗車の流れは往路と同じで、まずはラゲッジスペースに荷物を預け、運転手に行き先を確認。それから車内に入り席を確保すればOK。空港に着いたら、自分が利用する航空会社のターミナルに合わせて降車します。
仁川空港 → 弘大(ホンデ)
若者文化の中心地であり、カフェ・ショップ・クラブ・ストリートグルメがあふれる弘大(ホンデ)。空港鉄道(A’REX)の駅があることから、仁川空港から最初にアクセスしやすいエリアとして、日本人だけでなく海外旅行者に非常に人気です。
リムジンバスを使うメリットは「荷物を持って移動しなくていい」「乗り換えなしでホテル近くまで行ける」の2つ。A'REXより少し時間はかかるものの、ホテル前まで運んでくれる安心感が大きく、特にスーツケースが多い旅行者に選ばれています。
弘大方面でよく利用されるバスは 6002番・6101番(または6102番) の2路線。どちらも仁川空港のターミナル1・ターミナル2から直行で、弘大入口駅周辺をぐるりと巡るルートになっています。
バス番号と路線の特徴
弘大行きの定番は 6002番。
仁川空港 → 弘大入口(ホンデイック)までダイレクトで、停留所も弘大入口駅の周辺に複数設置されています。駅から徒歩圏内のホテルが多いので、このルートだけで大部分の宿泊先に対応できます。
6002番の特徴は「弘大入口 → 新村 → 梨大 → 忠武路 → 東大門」へと続くルートを走るところで、弘大に限らず、それ以降の人気エリアにも一本で行ける便利さがあります。
また、6101番(または6102番) は、麻浦区エリア沿いのホテルやマンション群を細かく回る路線で、弘大の北側や延南洞(ヨンナムドン)近くに泊まる人にとくに相性がいいです。
どちらのバスも座席は広めで、空港バス特有のバス下部ラゲッジスペースにスーツケースを預けられるため、混雑した地下鉄の乗り換えを避けたい人にはとても便利です。
所要時間と運行間隔
仁川空港から弘大までは、比較的近距離ということもあり、渋滞がなければ 50〜70分前後で到着します。明洞や江南よりも手前に位置しているため、到着までの時間が読みやすいのが大きなメリットです。
運行間隔は日中であれば 10〜20分おき。
早朝は5時台から、夜は22時台まで発車しているため、一般的なフライト到着時間帯なら問題なく利用できます。
深夜便については、路線ごとに深夜バス(0〜4時台)が運行していることもあり、深夜着のフライト利用者でもリムジンバスで弘大まで行けるケースが多いです。
料金の目安
弘大方面のリムジンバス料金は、明洞・東大門と同じく およそ17,000ウォン前後。
A’REXと比較すると高めに感じるかもしれませんが、乗り換えなし・ホテル前までの利便性を考えると非常にコスパのよい選択肢です。
支払いは券売機・窓口・交通カードなど複数の方法に対応しており、初めてでもスムーズに購入できます。
弘大エリアの主な停留所
弘大入口駅(ホンデイック)は、駅の四方に広がるようにバス停が配置されています。6002番は、弘大入口駅の9番出口付近、延南洞側の道路沿い、弘大入口ロータリー付近など複数の停留所に停車するため、ホテルの位置に合わせて乗車位置を選びやすいのが特徴です。
- 弘大入口駅前(ロッテスーパー側)
- 延南洞ヨンナムドン入口付近(カフェエリア側)
- 弘大入口ロータリー周辺
- 弘大入口駅9番出口付近(空港バス利用者が多い)
とにかく停留所数が多いため、ホテルがどの出口に近いかだけ把握しておけば迷わず到着できます。
延南洞方面のホテルやゲストハウスを利用する場合は、6101番・6102番のほうが停留所が近くなるケースもあるため、事前に地図アプリで最寄り停留所を確認しておくと安心です。
弘大 → 仁川空港(逆方向)の利用方法
帰りも、行きと同じ6002番・6101番などの停留所から乗車します。
弘大入口駅周辺には空港バス停留所が複数あるため、ホテルに最も近い空港行き停留所を必ず確認しておくことがとても大切です。
空港行きのバス停には、ポールに「Incheon Airport」「空港リムジン」などの表示があり、6002や6101といった番号が書かれています。便によって停留所が異なることがあるので、6002番の「空港行き」なのか「市内行き」なのかを、乗る前に必ずチェックしてください。
弘大から空港までは約60分前後。午前中は麻浦・上岩(サンアム)方面の道路が混みやすく、予想より遅れることがあります。フライト時刻の2時間半〜3時間前には弘大を出るようにすると安心です。
乗り方は往路と同じで、バス到着後にスーツケースをラゲッジスペースに預け、車内に乗り込んだらチケットまたは交通カードを提示して着席します。空港到着後は、第1・第2ターミナルの順に停まるので、自分の航空会社に合わせて降りればOK。
仁川空港 → ソウル駅
ソウル観光の玄関口ともいえる「ソウル駅」は、空港鉄道(A'REX)が直結しているためアクセスが非常に良く、空港バスを利用する人も多いエリアです。特に、駅周辺には大型ホテルが立ち並び、明洞・南大門市場にも近いため、観光の拠点として使いやすいロケーションになっています。
空港バスでソウル駅を目指す場合、もっとも使われるのが 6001番のリムジンバス。仁川空港から出発し、市内の主要スポットを経由したのち、ソウル駅前の大通りに到着するため、荷物が多い旅でも安心して利用できます。
バス番号と路線の特徴
ソウル駅行きの中心は 6001番で、空港を出たあと、麻浦・南大門・明洞方面を通り、最終的にソウル駅近くへと向かいます。途中の停留所が多すぎないため、ソウル駅に向かう際は比較的スムーズにアクセスでき、車内も空港からの旅行者が多いため落ち着いた雰囲気で移動できます。
ソウル駅は巨大ターミナルで、ホテルが駅周辺に点在しているため、降り場は「ソウル駅前道路沿い」となる場合がほとんどです。降りたあとは、地下通路または横断歩道を利用して駅構内やホテルへ向かう流れになります。
所要時間と運行間隔
仁川空港からソウル駅までは、渋滞がなければ 約60〜80分前後。
明洞・南大門を経由するルートのため、市内中心部に入ると時間が多少のびることがあります。
運行間隔は 10〜20分おきと短く、空港到着後すぐに乗れることが多いです。
朝は5時台から、夜は22時頃まで運行されているため、一般的な到着便ならほぼ問題なく利用できます。
料金の目安
ソウル駅方面のリムジンバスも、他エリアと同様に 17,000ウォン前後。
空港鉄道のA’REXより高いものの、荷物を抱えての乗り換えを避けたい人や、ホテルまでの移動をスムーズにしたい人にとっては十分価値のある価格帯です。
ソウル駅周辺の主な停留所
ソウル駅周辺の停留所は、駅前の大通り沿いにまとまっています。
- ソウル駅前(ロッテアウトレット前エリア)
- ソウルスクエア(大きなオレンジのビル)付近
- ソウル駅バスターミナル側の停留所
駅周辺は広いため、【ホテルの住所】と【どの方向に出るのが近いか】を事前に確認しておくと迷わずに済みます。
ソウル駅 → 仁川空港(逆方向)
帰りも6001番の空港行きを利用できます。
ソウル駅前には空港バス停留所が複数あり、ポールに「6001」「Incheon Airport」などと書かれているため、必ず空港行きかどうかを確認してから並ぶようにしてください。
渋滞が起きやすいエリアなので、ソウル駅を出る際は少し早めに行動するのがおすすめです。
余裕をもって フライト3時間前には空港に到着できるように計画しておくと安心です。
仁川空港 → 江南(カンナム)
ソウルでもっとも都会的で洗練されたエリア「江南(カンナム)」。
大通り沿いに高級ホテル、COEX、ビジネス街、ショッピングスポットが集まっており、観光目的でもビジネス目的でも訪れる人が非常に多いエリアです。
仁川空港から江南方面へは、リムジンバスが複数路線走っており、6009番、6103番などが代表的な選択肢になります。江南はホテルの密集エリアでもあるため、停留所が細かく分かれていることが多く、降りたい停留所に合わせて路線を選ぶとスムーズです。
バス番号と路線の特徴
江南行きの人気路線が 6009番。
麻浦、ソウル駅方面とは逆方向へ進み、漢江を渡って江南へ入るルートのため、南側のホテル利用者には非常に便利です。
また、6103番 は江南区を広く横断し、三成(サムソン)、COEXモール、奉恩寺(ポンウンサ)、テヘラン路周辺のビジネスホテルなどを経由します。COEX・三成方面のホテル利用者は、この6103番がもっとも使いやすいケースが多いです。
江南方面は交通量が多いエリアでもありますが、空港バスは一定間隔で走っているため、タクシーよりストレスなく移動できるのも魅力です。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 路線 | 6703 (仁川国際空港 ↔ 江南/COEX方面) |
| 運行間隔 | 50~65 分 |
| 始発 | T1 始発 : 06:55 / T2 始発 : 06:35 |
| 終バス | T1 終発 : 22:55/ T2 終発 : 22:35 |
| 利用料金 | 大人 18,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
仁川空港 → 江南までは 70〜100分前後。
江南はソウル中心部の南側にあるため、明洞や東大門よりやや時間がかかります。
特に、午前〜夕方の「出退勤ラッシュ」や週末は渋滞が起きやすいため、所要時間には余裕を持っておくと安心です。
運行間隔は 15〜25分おきが基本で、日中は特に本数が多く、到着してから長時間待つことは少ないです。
料金の目安
江南方面のリムジンバスも、他エリアと同じく 17,000〜18,000ウォン前後。
距離が長いぶん、お得感を感じやすいエリアです。
江南エリアの主な停留所
江南エリアはとても広いため、停留所も細かく分かれています。主な降車ポイントは次のようなエリア。
- 江南駅周辺(テヘラン路沿い)
- 三成(COEXモール周辺)
- 奉恩寺(ポンウンサ)付近
- 新沙(シンサ)・カロスキル方面
- 蚕室方面へ向かう南側の停留所
ホテルの位置によって最寄りの停留所が大きく変わるため、Googleマップなどで事前に最寄りの空港バス停を確認しておくと、スムーズに移動できます。
江南 → 仁川空港(逆方向)
帰りも同じ6009番、6103番などの空港行きを利用します。江南エリアの道路は時間帯によって渋滞が激しく、特に夕方〜夜は予想以上に時間がかかることがあるため、フライト3時間前に空港へ着けるように出発するのがベストです。
バス停のポールには「Incheon Airport」「空港リムジン」と明記されているため、行き先を確認し、バスが来たら荷物をラゲッジスペースに預けて乗り込みます。降車時はターミナルごとに停まるため、利用航空会社が第1ターミナル・第2ターミナルのどちらか事前に確認しておくと安心です。
仁川空港 → COEX・三成(サムソン)
韓国随一の巨大ショッピングモール「COEX」、ビジネス街として有名なテヘラン路、そして人気ホテルが集まる三成(サムソン)は、観光・出張どちらでも訪れる人が多いソウルの中心地。仁川空港からは、リムジンバスを使えば乗り換えなしでCOEX周辺まで行けるため、スーツケースが多い旅でも安心してアクセスできます。
COEX方面へ向かう際にもっとも使いやすいのが 6103番の空港リムジンバス。空港から江南へ直接向かい、そのままCOEXモール、奉恩寺(ポンウンサ)、三成駅周辺のホテル前に次々停車していく便利な路線です。
バス番号と路線の特徴
6103番は、江南の中心を東西に走る大通り「テヘラン路」を横断しながら、COEX・三成エリアの主要スポットをカバーします。
空港を出たあとは南側へ進み、ソウル市内に入ったあたりからCOEX周辺のホテルが連続して並ぶエリアに入っていきます。
- COEXモール前
- 三成駅付近(テヘラン路沿い)
- 奉恩寺(ポンウンサ)周辺
- インターコンチネンタルソウルCOEX前
と、利用者の多いホテルの真横に停まってくれるのが魅力です。地上出口からすぐホテルに入れるケースも多いので、夜の到着でも迷わずチェックインできます。
所要時間と運行間隔
仁川空港からCOEXまでは、渋滞がなければ 80〜100分前後。
江南地区はビジネス街のため、朝夕は混みやすいですが、空港直行バスのおかげで時間の読みやすさは高めです。
運行間隔は 15〜25分おきと十分で、到着便のタイミングと合わせやすいのもポイント。
料金の目安
COEX・三成方面の空港リムジンは 17,000〜18,000ウォン前後。
荷物をラゲッジスペースに預けて座ったままホテル前に着く快適さを考えると、タクシーよりコスパがいいと感じる人も多いです。
COEX → 空港(逆方向)
帰国時も、行きと同じ6103番で空港まで戻れます。
COEX周辺は夜のイベント後や夕方のラッシュ時に渋滞が集中しやすいため、フライト3時間前には空港に着ける時間を逆算して出発するのが安心です。
仁川空港 → 鐘路(チョンノ)・北村(プッチョン)
ソウルの歴史文化を楽しみたい旅行者に人気なのが、鐘路(チョンノ)と北村(プッチョン)エリア。仁寺洞(インサドン)、景福宮(キョンボックン)、北村韓屋村(プッチョンハノクマウル)、三清洞(サムチョンドン)が集まり、伝統と街歩きの魅力がぎゅっと詰まったエリアです。
仁川空港からは、東大門方面へ向かう空港バス(6002番)が、そのまま鐘路エリアまで走るルートを選ぶことで、乗り換えなしでアクセスできます。ホテルまでの距離が近いルートが多く、初日の観光にもそのまま入りやすいのが魅力です。
バス番号と路線の特徴
鐘路・北村へ向かう場合のメインは 6002番の延長ルート。
仁川空港 → 弘大 → 新村 → 忠武路 → 東大門 と進み、その後鐘路エリアに入っていきます。
鐘路エリアは地下鉄出口から階段を上がったり、細い路地に入ることもあるため、荷物の多い長期滞在者ほど空港バスの便利さを実感しやすいルートになっています。
北村韓屋村周辺は坂道が多いですが、鐘路3街駅・安国駅あたりから徒歩圏なので、降りたあとも観光しながらホテルへ向かえる距離感です。
所要時間と運行間隔
仁川空港 → 鐘路までは 80〜100分前後。
東大門よりさらに奥へ入るため、時間は少し長めになりますが、景福宮周辺まで一本でアクセスできる快適さは、バスならではの強みです。
運行間隔は日中で 10〜20分おき。
鐘路は観光客が多いエリアなので、バスが満席になることもありますが、次の便がすぐ来るケースがほとんどです。
料金の目安
ほかのエリアと同じく 17,000ウォン前後。
土地勘がなく坂が多いエリアだからこそ、ホテル前や大通り沿いの停留所で降りられるバスのメリットが大きく感じられます。
鐘路・北村エリアの主な停留所
- 鐘路3街(チョンノサムガ)駅周辺
- 鐘閣(チョンガク)駅周辺
- 安国(アングッ)駅付近
- 仁寺洞入口周辺
景福宮・北村韓屋村は徒歩で移動しやすいため、鐘路・安国で降りれば観光エリアへスムーズに入れます。
鐘路 → 空港(逆方向)
帰国時も、鐘路・安国周辺にある空港行きの停留所から6002番の空港行きに乗ればOK。
午前中は鍾路の道路が混みやすいので、早めの便に乗っておくと安心です。
仁川空港 → 汝矣島(ヨイド)
ソウルの“金融街”として知られる汝矣島(ヨイド)は、国会議事堂やテレビ局、63ビル、そしてコンラッドソウルをはじめとした高級ホテルが集まるエリア。ビジネス利用だけでなく、漢江沿いの美しい景観を楽しめる散歩スポットも多く、観光と仕事どちらでも人気のロケーションです。
仁川空港からヨイドまでの移動で最も便利なのが 6008番の空港リムジンバス。荷物を預けたら座っているだけで、ヨイドの中心部にダイレクトに到着できます。
バス番号とルートの特徴
6008番は、仁川空港を出てからソウル南西部へ進み、そのまま汝矣島へ向かうルート。
ヨイドは島状のエリアですが、橋を渡ってすぐの場所に主要ホテルが集まっているため、停留所に降りた瞬間に目的地が目の前というケースも多いです。
- コンラッドソウル(高級ホテル)
- フェアフィールド汝矣島
- GLAD汝矣島
- 63ビル前エリア
といった主要スポットのすぐ近くに停車するため、出張利用者からも「移動がラクすぎる」と高評価。
所要時間と運行間隔
汝矣島までは 約80〜100分前後 が目安。
漢江の橋付近は時間帯により渋滞が起きやすいものの、深夜や早朝はスムーズに到着します。
運行間隔は 15〜25分おき で、空港到着後も待ち時間が少なく移動できるのが魅力。
料金の目安
料金は他の主要エリアと同じ 17,000ウォン前後。
タクシー移動より安く、荷物の移動がない快適さを考えると非常にコスパの良い選択です。
ヨイドの主な停留所
- コンラッドソウル前
- 国会議事堂駅付近
- ヨイド公園入口
- 63ビル方面
ホテルや観光スポットが広範囲に散らばっているため、予約したホテルの最寄り停留所を事前に確認しておくとスムーズです。
汝矣島 → 仁川空港(逆方向)
帰国時も同じ6008番の空港行きでOK。
ヨイドは平日の朝夕ラッシュが激しいため、フライトの3時間前には空港に到着できる時間で出発するのが安心です。
仁川空港 → 蚕室(チャムシル)
ワールドタワー、ロッテワールド、ロッテワールドモール、水族館、巨大免税店…
ファミリー・カップル旅行で圧倒的な人気を誇るのが蚕室(チャムシル)エリア。
ホテルの選択肢も多く、夜景やショッピング、アトラクションまでまとまって楽しめる“韓国旅行の万能エリア”です。
仁川空港から蚕室へ向かう際は、6705番(または類似の江南南側へ向かう空港リムジン)が便利で、ロッテワールドモール・ロッテホテル前に直行できます。
バス番号とルートの特徴
蚕室は江南のさらに南東側に位置しているため、江南方面のルートをそのまま延伸する形で到着します。
代表的な停車区間は、
- ロッテホテル蚕室
- ロッテワールドモール
- ロッテワールドタワー(展望台入り口付近)
- 蚕室駅(2号線・9号線)周辺
と、観光スポットが集まる場所をしっかりカバーしています。
ショッピング袋やスーツケースで手がふさがりやすいエリアだからこそ、空港バスでホテルの目の前まで行ける安心感はとても大きいです。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 路線 | 6705A (仁川国際空港 ↔ 蚕室/東ソウル方面) |
| 運行間隔 | 25~45分 |
| 始発 | T1 始発 : 05:20 /T2 始発 : 05:00 |
| 終バス | T1 終発 : 23:15 /T2 終発 : 22:55 |
| 利用料金 | 大人 18,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
仁川空港 → 蚕室までは 90〜110分前後。
距離が少し長いため時間はかかりますが、乗り換えなしというメリットが圧倒的に勝ります。
運行間隔は 15〜25分おき。
ロッテワールドは年間通して利用者が多いため、空港バスも安定した本数で運行されています。
料金の目安
蚕室エリアの料金は 17,000〜18,000ウォン前後。
子連れファミリーからすると、タクシーよりはるかにコスパがよく、荷物の移動がないため負担も少ない選択です。
蚕室の主な停留所
- ロッテワールド(テーマパーク前)
- ロッテワールドモール入口
- ロッテホテル蚕室ロビー前
- 蚕室セネ駅近く
ほとんどのホテル・観光スポットへ徒歩圏内で着けるため、初めての旅行でも迷う心配がほぼありません。
蚕室 → 仁川空港(逆方向)
帰りも行きと同じ路線で空港へ戻れます。
ロッテワールド周辺は夕方以降に混雑しやすいので、早めの出発が安心ラインです。
ホテル前に空港バス停があるケースも多いため、チェックアウト後にそのままバス停へ向かう行動動線が作りやすいのも魅力です。
仁川空港 → 江北エリア(深夜バス)
深夜に韓国へ到着したときに、もっとも心強い移動手段が深夜専用の空港バス。
特に、東大門以北・鍾路・城北区などを含む 江北(カンブク)エリア は、深夜に地下鉄が動いていないため、空港バスの存在がとても大きな安心材料になります。
深夜の江北方面へ向かう際は、通常便とはルートが異なる 深夜リムジン(Night Bus) が運行しています。到着便に合わせて運行が設定されているため、0〜4時台の到着でもバスだけでソウル市内まで移動できます。
番号とルートの特徴
深夜の江北行きは、行先によって複数の深夜専用バスが運行されています。
ルートは日中の6001・6002系の“深夜版”と考えるとイメージしやすく、東大門・鍾路・ソウル駅方面へ向かう動線が確保されています。
深夜の江北エリアのルートは、
- 仁川空港
- ソウル駅付近
- 市庁(シチョン)周辺
- 鐘路(チョンノ)周辺
- 東大門(トンデムン)
といった大通りを中心に走るため、ホテルへも比較的アクセスしやすい位置に停まります。
深夜帯でも治安がよく、人通りが多い場所を経由するよう調整されている点も安心ポイントです。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 路線 | N6701(江北方面・深夜) |
| 運行間隔 | 60分 |
| 始発 | T1 始発 : 23:50 / T2 始発 : 23:30 |
| 終バス | T1 終発 : 04:40 / T2 終発 : 04:20 |
| 利用料金 | 大人 18,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
深夜は道路が空いているため、おおよそ60〜80分前後で江北エリアに到着します。
運行間隔は日中よりも少ないですが、到着便に合わせておおむね 30〜50分以内に次の便が来る よう運行されています。
深夜0〜4時台に空港に着く予定があるなら、案内掲示板に「深夜(Night)バス」表示が出ているので、到着後すぐ確認すると安心です。
料金の目安
深夜バスの料金は、通常のリムジンバスより少し高めに設定されることがありますが、
大きく外れることはなく およそ1.5〜1.8万ウォン台 で推移しています。
深夜はタクシーがつかまらない時間帯でもあるため、時間と安心を買う意味で深夜バスを選ぶ人が多いです。
江北側の主な停留所
深夜バスは、安全面を考慮して大通り沿いに停まるよう設計されています。
- ソウル駅周辺
- 市庁前・光化門付近
- 鐘路3街(大通り側)
- 東大門歴史文化公園付近
このあたりは深夜でもタクシーが比較的つかまりやすく、ホテルまでの距離も読みやすい位置にあります。
江北 → 空港(逆方向)
早朝の便は、深夜路線の一部がそのまま空港行きとして走ることがあります。
深夜・早朝発のフライト利用者は、ホテル近くの大通りに深夜バス停が設置されていることが多いため、チェックイン前に場所を確認しておくと安心です。
仁川空港 → 江南エリア(深夜バス)
深夜でも明かりが途絶えない街・江南(カンナム)。
深夜に到着してもカフェや飲食店が営業していることが多く、女性の旅行者でも比較的安心して移動できるエリアです。
深夜に江南まで移動する場合も、深夜専用の空港バスが対応しており、タクシーがつかまりにくい時間帯でもスムーズにアクセスできます。
番号とルートの特徴
江南方面の深夜バスは、通常の6009番や6103番の深夜版に該当する路線が運行され、
- 江南駅
- 新沙(シンサ)
- 狎鴎亭(アックジョン)
- 論峴(ノニョン)
- 三成(サムソン)方面
といった、江南の主要スポットへ停車していきます。
江南はタクシー需要が高い地域のため、深夜はむしろ空港バスのほうが確実に移動できるケースが多いです。
▼路線案内▼

引用:https://klimousine.com/JP/index.php
| 項目 | 情報 |
| 路線 | N6703(江南方面・深夜) |
| 運行間隔 | 60分 |
| 始発 | T1 始発 : 24:00 / T2 始発 : 23:40 |
| 終バス | T1 終発 : 04:50 / T2 終発 : 04:30 |
| 利用料金 | 大人 18,000ウォン 子ども(満6歳~12歳) 12,000ウォン |
所要時間と運行間隔
深夜は交通量が少なく、70〜90分程度 で江南エリアに到着。
運行間隔は日中より少ないものの、深夜フライト利用者に合わせておおむね30〜50分間隔で運行されています。
深夜に仁川空港へ到着しても、大通り沿いにある深夜バス停までは徒歩ですぐの位置に案内されています。
料金の目安
深夜バスは時間帯の特性上、料金がわずかに上がることがありますが、おおむね 17,000〜19,000ウォン前後 で推移しています。
タクシーと比べるとかなりリーズナブルで、江南まで安全かつ確実に移動できる方法として人気が高いです。
江南の主な停留所
深夜バスは昼間のルートほど細かく停まらないものの、江南の主要スポットにはしっかり停まってくれます。
- 江南駅(テヘラン路側の大通り)
- 新沙・カロスキル入口
- 論峴駅周辺
- 狎鴎亭ロデオ通り側(ルートによる)
- 三成(COEX方面)
ホテルが多いエリアを中心に停まるため、初めての渡韓や女性同士の深夜移動でも比較的安心できる配置になっています。
江南 → 空港(逆方向)
深夜・早朝に空港へ向かう場合も、深夜専用ルートが対応しています。
大通り沿いのバス停に「Airport Limousine」や「Night Bus」の表示が出ているので、フライト時間に合わせて利用するとスムーズです。
※上記の情報は、2025年11月現在の内容です。最新情報はお客様自身で確認をお願いします。くわしくは公式ホームページをご確認ください。
【逆方向】ソウル市内 → 仁川空港

ソウル市内から仁川空港へ向かうとき、最も迷いやすいのが「どこから乗ればいいのか」と「どのくらい余裕を見ればいいのか」。
ホテルが点在するソウルでは、同じエリアでも空港行きと市内行きの停留所が別々になっていることも多く、旅行者が毎回つまずきやすいポイントです。
リムジンバスを使えば、大通り沿いの停留所からそのまま空港まで直行でき、スーツケースを持った移動もスムーズ。
ここでは、明洞・東大門・弘大・江南など主要エリアから空港へ向かうときのコツや注意点をまとめて解説します。
空港行きの停留所は「行き先表示」が最大の目印
ソウル市内には空港バスの停留所が多数ありますが、「空港行き」か「市内行き」かで停留所の向きが違うことがよくあります。
空港行きのバス停には必ず「Incheon Airport」「仁川空港」「Airport Limousine」といった表示がついているので、ポールの文字を確認してから並ぶのが安心です。
同じバス番号でも、進行方向が逆だとまったく違う場所へ行ってしまうため、 「番号 + 行き先」を必ずセットで確認するのがポイントです。
出発時間の目安は「フライトの3時間前に到着」が基本
ソウルは時間帯によって渋滞の差が大きく、とくに午前7〜10時・夕方17〜20時は大渋滞が発生しやすいエリア。
そのため、仁川空港にはフライトの3時間前に到着できるように逆算して出発するのがもっとも安全です。
例:
- 13:00発 → 10:00までに空港到着 → 8:15〜8:30頃のバスに乗る
- 20:00発 → 17:00までに空港到着 → 15:15〜15:30頃のバスに乗る
どのエリアから乗る場合でも、 “3時間前到着”を基準にスケジュールを決めれば失敗しません。
行きと同じバス番号を使えば迷わない
ソウル市内 → 空港の移動では、往路と同じ番号のバスに乗るのがもっとも簡単で確実。
明洞なら6001・6015、弘大なら6002、江南なら6009や6103、COEXなら6103…と、往路と同じ番号を探すだけでOK なので、ホテルを出たらすぐにGoogleマップまたは案内アプリで確認できます。
ホテルによっては、チェックイン時に「空港行きの最寄りバス停マップ」をくれるところもあり、フロントで聞くのもおすすめです。
荷物の預け方と乗車の流れは行きと同じ
空港へ向かう際も、行きと全く同じ流れです。
- バスが到着したら運転手に「Incheon Airport」と行き先を確認
- 大きなスーツケースはバス下部のラゲッジスペースへ預ける
- チケットを見せる or 交通カードをタッチして乗車
- 座席に座って到着を待つだけ
空港到着後は、ターミナル1 → ターミナル2 の順に停車することが多いため、搭乗する航空会社がどちらのターミナルかを事前にチェックしておくとスムーズです。
明洞・東大門・弘大・江南それぞれの“逆方向”も同じ考え方でOK
この記事内で紹介した各エリアの「空港行き案内」に沿って乗れば問題ありません。
迷ったときは、
- 往路と同じ番号
- 空港行きの表示
- 大通りの停留所
この3つをチェックすれば確実に空港へ向かえます。
早朝便・深夜便は深夜バスの運行状況を確認
6時台のフライトや、0〜4時台に空港へ向かう必要がある場合は、深夜空港バスの運行情報(N6001・N6002・N6009 など) を確認するのが安心です。
深夜バスは本数が少ないため、到着時刻や航空券の時間に合わせて少し余裕を持って行動しましょう。
ホテル出発前に必ずチェックしておきたい3つ
・空港行きの正しい停留所の場所 ・バス番号と運行間隔 ・利用する航空会社のターミナル
これだけ押さえておけば、早朝や夜でも迷わず仁川空港まで辿りつけます。
韓国のリムジンバス以外の移動手段(A'REX・タクシー等)
リムジンバスは乗り換えがなくて便利ですが、仁川空港からソウル市内へ移動する方法はほかにもいくつかあります。
旅のスタイルや到着時間、荷物の量によって「リムジンバスより合う選択肢」があるので、ここでは主要な移動手段をまとめて紹介します。
1. A'REX(空港鉄道)

もっとも速く確実にソウル市内へ向かいたいときに便利なのが、仁川空港とソウル駅を結ぶ直通の空港鉄道A’REX。
特に、渋滞が不安な時間帯や、荷物が比較的少ない人に人気の移動方法です。
A’REXは「直通列車」と「各駅停車」があり、直通列車は座席指定で車内も広く、乗り心地が快適。ソウル駅までノンストップで進むため、所要時間は最速で40分台と、空港〜市内の移動では突出した速さです。
ただ、ソウル駅からは目的地によって地下鉄に乗り換える必要があるため、荷物が多い場合や目的地が江南・明洞など地下鉄で少し距離があるエリアの場合は、移動が少し大変に感じることもあります。
2. タクシー(一般・模範タクシー)

「ホテル前まで確実に直行したい」「深夜に到着した」といった場面では、タクシーがもっともシンプルでストレスのない移動手段です。
空港のタクシー乗り場からそのまま乗れるため、迷わないのが最大のメリット。
一般タクシー・模範タクシー(黒の高級車)・大型タクシー(ジャンボタクシー)など種類はさまざまですが、どれを選んでもホテル前までダイレクトに行けます。
ただし、料金は ソウル中心部までおよそ6〜8万ウォン前後 と、ほかの手段より高め。深夜は割増料金がかかるため、2~3人で割り勘して利用するケースが多いです。
3. チャーター(空港送迎サービス)

「ホテルまでとにかく楽に行きたい」「家族旅行で荷物が多い」
そんな人に人気なのが、専用車による空港送迎サービス(チャーター)。
運転手が到着ロビー出口で名前のボードを持って待っていてくれるため、空港に不慣れでも安心感が段違い。車種もミニバン・大型バンなどから選べて、スーツケースが多い旅行でも快適に移動できます。
料金は距離や車種によって変わりますが、タクシーの深夜割増より安くなることもあり、「大人数旅行」や「ファミリー」には非常に使いやすい選択肢です。
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4.一般バス(市バス)
市バスは料金が安く、本数も多いのですが、韓国語表記が多くルートが複雑なため、初めての旅行者には少し難易度が高めの方法です。
乗り換えが必要なケースも多いので、韓国在住者やリピーター向けの移動手段と言えます。
もし利用する場合は、GoogleマップやNAVERマップでルート検索してから乗ると安心です。
韓国のリムジンバスに関するよくある質問
韓国リムジンバスは予約なしでも乗れますか?
基本的に、韓国リムジンバスは予約なしでそのまま乗れます。 空港の乗り場に行き、券売機や窓口でチケットを購入して乗車する流れです。 リムジンバスは大型で座席数が多く、便数も10〜20分おきに出ているため、満席で乗れないというケースは稀です。 ただ、大規模連休や夕方の混雑時間は満席が続く路線もあるので、時間に余裕がない場合は1本早めに並ぶと安心です。韓国のリムジンバスでSuicaは使えますか?
残念ながら、Suica・PASMOなど日本の交通ICカードは使えません。 韓国の交通カードは、T-money(ティーマネー)・Cashbee(キャッシュビー) という国内専用カードで運用されています。 現地でチャージしておけば、地下鉄・バス・コンビニでも使えるため、韓国滞在中はT-moneyカードを1枚持っておくとかなり便利です。韓国のリムジンバスの支払方法、交通カードはどれがいい?
リムジンバスの支払い方法は、現金(ウォン)・クレジットカード・交通カード(T-money等) があります。 ただ、路線によって対応が異なり、 一部の路線は交通カードOK 一部は券売機での事前購入のみ 深夜便は現金 or 窓口払いのみ といった具合で、バスによってルールが少し違うのが特徴です。 結論としては、「最も確実なのは券売機でのチケット購入」というのが安心ライン。 T-moneyは便利ですが、初心者の人や混雑時は、券売機で行き先を選んで紙のチケットを買うほうがスムーズに乗車できます。韓国のリムジンバスの路線図が知りたい!
空港リムジンの路線図は、仁川空港の公式サイトや空港内の案内板で確認できます。 到着ロビーを出たところに「Airport Limousine Information」 があり、主要エリア(明洞・弘大・江南・東大門…)ごとに路線をまとめた地図が掲示されています。 また、仁川空港の券売機画面も“路線図そのもの”になっているため、「地名をタップ → バス番号と乗り場が表示」という形で、最短ルートが一目でわかる仕組みになっています。 不安な場合は、案内カウンターで 「○○ホテルまで行くにはどの路線?」と聞けば、スタッフが正しい番号を教えてくれます。
そのほか、こちらの記事が人気です。
韓国のリムジンバスで空港〜市内を快適に移動しよう!

韓国のリムジンバスは、荷物が多い旅行でも乗り換えなしでホテル近くまで行ける、とても頼れる移動手段です。明洞・弘大・東大門・江南から、COEX・蚕室・鐘路・北村まで、主要エリアを網羅しているため、ほとんどの旅行者が「バスだけで完結」できます。
券売機でチケットを買って乗り場へ向かえば、あとは座っているだけ。
初めての韓国旅行でも、深夜・早朝の到着でも、「ちゃんと目的の場所に着ける」という安心感が魅力です。
旅の始まりは、なるべくストレスなく、そして安全に。
あなたの韓国旅行がスムーズで心地よいものになるように、リムジンバスを上手に活用してみてくださいね。
リムジンバスに乗るなら、Trip.comの事前予約がおすすめです。日本で予約しておけば決済する手間が省け、よりスムーズに乗車できます。ぜひ、予約を済ませて快適に移動しましょう!
