「韓国行きのフライトを安く抑えたい！」と考える方は多いでしょう。そんな旅行者の強い味方となるのが、LCC（格安航空会社）です。
ソウルや釜山行きの路線はAirJapanやZIPAIR、ピーチ航空など多様な路線が競合しています。これらは、大手の航空会社と比較すると大幅に安く、気軽に韓国旅行を楽しめますよ。
この記事では、韓国行きのLCC9社の特徴や路線、サービス内容について一気にまとめました。最後まで読んで、あなたの韓国旅行に最適なLCCを見つけてくださいね。
韓国行きLCC一覧
航空会社 | 主要特徴・コメント |
ANAグループの新ブランド。座席が広く、日系の安心感 | |
JALグループのLCC、2025年5月から1日2往復に増便 | |
日本最大級のLCC、燃油サーチャージ無料 | |
韓国最大のLCC、2025年に函館線を新設 | |
大韓航空系のLCCで13路線運航、ペットが同伴できる | |
アシアナ航空系で釜山を拠点とする | |
地方の空港が中心。モニター付き機体多数 | |
韓国初のLCC。九州の路線が充実している | |
2023年秋に再就航、成田国際空港ターミナル3発着 |
AirJapan｜日本発の新しい航空会社
引用：AirJapan
AirJapanは2024年2月に運航開始した、ANAグループの新しい航空ブランドです。2025年8月現在、成田⇔ソウル（仁川）線を週5便で運航しています。
ボーイング787-8型機を使用し、全席エコノミークラスながら通常より約81cm広い座席を提供しているのが特徴。日系航空会社の安全基準を保ちながら、機内にはUSBポートとタブレットホルダーを装備しています。
項目 | 内容 |
航空会社 | AirJapan |
設立者 | ANAホールディングス株式会社 |
運航路線 | 成田東京⇔バンコク・ ソウル・シンガポール |
機内持ち込み荷物 | 1人2個、合計7kgまで |
預け手荷物 | 3辺の和が203㎝以下を満たす、合計5個まで。 |
公式サイト |
ZIPAIR｜安心できる日系LCC
引用：ZIPAIR公式サイト
ZIPAIRはJALグループが運営する格安航空会社で、成田⇔ソウル（仁川）線を運航しています。2025年5月に1日2往復へ増便し、10月にはさらに週1便を追加予定です。
座席指定や機内食は有料オプションですが、片道8,000円～の手頃な設定が人気。燃油サーチャージが不要な点も、利用者にとって大きなメリットです。
項目 | 内容 |
航空会社 | ZIPAIR |
設立者 | JAL（日本航空） |
韓国への運航路線 | 東京（成田）＝ソウル(仁川)線を1日2往復 |
機内持ち込み荷物 | 2個・合計7kgまで無料 |
預け手荷物 | 1個目から料金がかかる |
公式サイト |
Peach Aviation｜羽田発ソウル行き
引用：Peach Aviation公式サイト
Peach Aviationは日本最大級のLCCです。日本～韓国路線において充実したネットワークを持っています。日本の航空会社では、1日あたりのソウル便数が最多のLCCです。
関西⇔金浦線は8月から1日2往復に増便予定で、利便性が大幅に向上。2012年の韓国線就航以来、累計約580万人が利用しました。燃油サーチャージは無料で、片道5,280円～の手頃な運賃が魅力です。
項目 | 内容 |
航空会社 | Peach Aviation |
設立者 | ANAホールディングス |
韓国への運航路線 | 羽田空港、関西国際空港、新千歳空港⇔仁川 |
機内持ち込み荷物 | 2個・合計7kgまで無料 |
預け手荷物 | 1個20kgまで2,400円 |
公式サイト |
チェジュ航空｜地方空港から就航
引用：チェジュ航空公式サイト
チェジュ航空は韓国最大のLCCです。成田をはじめ、関西や中部、福岡、新千歳、静岡、函館、那覇、鹿児島、松山の10空港からソウルや釜山への直行便を運航しています。
2025年6月に函館⇔ソウル線を13年ぶりに開設するなど、積極的な路線を拡充。オレンジ色の機体が目印で、機内エンターテイメントサービスが充実しています。
項目 | 内容 |
航空会社 | チェジュ航空 |
設立者 | 愛敬グループ |
韓国への運航路線 | 成田、関西、中部、福岡、新千歳、那覇、松山、静岡、大分、広島⇔仁川、金浦、釜山、済州 |
機内持ち込み荷物 | 1個・10kgまで無料 |
預け手荷物 | 15kgまで無料、5kgごとに$30（1個32kgまで） |
公式サイト |
ジンエアー｜ペット同伴可能
引用：ジンエアー公式サイト
ジンエアーは大韓航空のグループ会社で、日本へ13路線を運航する韓国系LCCです。おもにソウル（仁川）と釜山へ就航。15kgまでの受託手荷物が無料で、6-7タイプの座席から選択できます。
ペット同伴が可能な機材もあり、生後8週以上の犬・猫・鳥をゲージ含め7kg以下で機内持ち込みできます。大手航空会社の系列らしく、LCCながら充実したサービスを提供しています。
項目 | 内容 |
航空会社 | JINAIR |
設立者 | 大韓航空 |
韓国への運航路線 | 成田、関西、中部、福岡、新千歳、那覇、北九州⇔仁川、釜山 |
機内持ち込み荷物 | 1個・10kgまで無料 |
預け荷物 | 15kgまで無料、5kgごとに$40（1個32kgまで） |
公式サイト |
エアプサン｜釜山旅行に強い
引用： エアプサン公式サイト
エアプサンはアシアナ航空の系列会社で、釜山を拠点とする韓国のLCCです。成田や関西、福岡、新千歳から釜山と大邱への9路線を運航しています。
2019年4月以降、機内食は有料となりましたが、水は無料で提供。座席指定や受託手荷物も無料サービスがあります。親会社の影響でサービス水準が比較的高く、LCCながら大手航空会社並みの快適性を利用できる点が人気です。
項目 | 内容 |
航空会社 | エアプサン |
設立者 | 釜山市の主要企業14社が出資 |
韓国への運航路線 | 成田、関西、福岡、新千歳⇔仁川、釜山 |
機内持ち込み荷物 | 1個・10kgまで無料 |
預け手荷物 | 15kgまで無料、1kgごとに$10（1個32kgまで） |
公式サイト |
エアソウル｜日本語が通じるCAが多い
エアソウルは、アシアナ航空の100%子会社として2015年に設立されたLCCです。福岡や高松、米子など地方の空港を中心にソウル（仁川）への路線を展開しています。
2025年には成田線を毎日3便に増便するなど、各路線で積極的な増便を実施中。座席にモニターが装備されている機体が多く、快適な空の旅を提供しています。
項目 | 内容 |
航空会社 | エアソウル |
設立者 | アシアナ航空が出資 |
韓国への運航路線 | 成田、関西、福岡、新千歳、高松、米子⇔仁川 |
機内持ち込み荷物 | 1個・10kgまで無料 |
預け手荷物 | 15kgまで1個無料、1kgごとに1,200円 |
公式サイト |
ティーウェイ航空｜ピカチュウジェットが人気
引用： 中部国際空港公式サイト
ティーウェイ航空は2004年設立の韓国初のLCCです。とくに、九州地方の空港からの就航が充実しており、地方からの韓国アクセスに重要な役割を果たしています。
ポケモンとのコラボレーションによるピカチュウジェットでも有名で、機内にはポケモンデザインが施されています。座席指定が含まれたセットプランも提供されています。
項目 | 内容 |
航空会社 | ティーウェイ航空 |
設立者 | 韓国で最初に設立された格安航空会社 |
韓国への運航路線 | 成田、関西、福岡、那覇、新千歳、熊本、佐賀⇔仁川、釜山、済州、大邱、チョンジュ(清州) |
機内持ち込み荷物 | 1個・10kgまで無料 |
預け手荷物 | 15kgまで無料、1kgごとに1,200円（1個35kgまで） |
公式サイト |
イースター航空｜新規就航を開始
引用：イースター航空公式サイト
イースター航空は、2007年設立の韓国のLCCです。2023年秋に日本路線を再就航させました。機内食は韓国の有名チキンブランドやビビンバなど、本格的な韓国料理を約1,700円～で提供しており、15kg無料の受託手荷物サービスもあります。
2025年3月30日より、成田空港第3ターミナル発着となりました。
項目 | 内容 |
航空会社 | イースター航空 |
設立者 | 李 相稷（韓国の政治家） |
韓国への運航路線 | 成田、関西、福岡⇔仁川 |
機内持ち込み荷物 | 三辺の合計が115cm以内で重さ7kg以内の手荷物1個まで |
預け手荷物 | 行き先により異なる。基本は受託手荷物は15㎏まで |
公式サイト |
韓国行きLCCが安い時期はいつ？
韓国に強いTrip.comによると、安い時期は4〜6月と9月です。ソウル行きは4月が最安値で年間平均20,000円、釜山行きは9月が最安値となり、済州島も9月がもっとも安くなる傾向があります。
これは春の終わりから初夏にかけて観光客が少ないこと。9月は夏休みシーズンが終了して観光客数が減少するためです。少しでもコストを抑えるには、韓国旅行がお得な旅行会社のキャンペーンを上手に利用しましょう。
韓国行きLCCに乗るときの注意点3つ
1.キャンセル規定が厳しい
LCCの利用の際、注意すべき点は「キャンセルの困難さ」です。一般的に韓国行きのLCCの航空券は非常に割安で提供されていますが、その反面、キャンセルポリシーが厳格であり、一度購入したチケットのキャンセルや変更ができない、もしくはキャンセルしても返金は一切ないことが一般的です。
予定が変更される可能性がある場合や不確定な要素が多い際には、利用を慎重に検討する必要があります。事前にキャンセルポリシーをよく確認して、旅行保険の加入を検討しましょう。
2.遅延が多い
LCCはコスト削減のため飛行機の運行本数が少なく、機材のメンテナンスや天候不良などのトラブルによる遅延が比較的多いです。遅延により、予定の狂いが生じる可能性が高まります。そのため、利用する際には余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
遅延が発生した場合の対応策として、事前に連絡手段を確認しておくこともおすすめです。
3.マイルは貯まらない
LCCの航空券はコスト削減の一環として、マイレージプログラムが提供されていない、または提供されていても、通常の航空会社よりもマイルが貯まりにくい仕組みとなっています。これにより、頻繁に利用するビジネスマンや旅行好きにとっては長期的にみると割高に感じられる可能性があります。
韓国旅行のおすすめアイテム
韓国行きLCCのよくある質問
韓国行きのLCCの航空券はどのくらい安いのですか？
通常の航空会社に比べて大幅に安価です。ただし、手荷物料金や席の指定料金などが別途かかることがあるため、それらも考慮して総額を確認することが重要です。韓国行きLCCの機内サービスはありますか？
コスト削減のため、無料の機内食やドリンクサービスが省かれていることが一般的です。必要な方は機内または事前に有料で購入できます。LCCの遅延が心配ですが、どのように対処すればよいですか？
韓国行きLCCでは遅延が発生しやすいため、余裕を持ったスケジュールを立てることがおすすめです。遅延情報は航空会社の公式WebサイトやSNSで確認できます。韓国行きのLCCではキャンセルや変更は可能ですか？
LCCは低価格な分、キャンセルや変更ができない、または高額な料金がかかることが一般的です。購入前にキャンセルポリシーを確認し、不確定要素が多い場合は利用を慎重に検討しましょう。
韓国行きLCCを選ぶならTrip.com
韓国行きのLCCを選ぶ際は、24時間カスタマーサポートが利用できるTrip.comがおすすめです。不明点やトラブルが発生した際も、Trip.comのサポートが迅速に対応します。今すぐTrip.comでお得な韓国旅行を楽しみましょう！