
円安でも海外旅行に行きやすい国の条件は?

円安では旅行コストが上昇しがちですが、特定の条件を満たす国を選ぶとお得に旅行を楽しめます。具体的には韓国や台湾、東南アジア諸国など。これらの国々では、宿泊費や食事代が比較的安く、主要な観光スポットの入場料がお手頃。公共交通機関が発達し、移動コストを抑えられる点も魅力的ですね。
まとめると、経済面での有利さ(為替、物価)と旅行者の利便性(交通、言語対応)、そして安全面(治安)を総合的に満たしている国を選びましょう。
円安でも海外旅行におすすめの国
| 特徴 | ポイント |
| 為替 | 現地通貨が円と連動して下落、または比較的安定している |
| 物価 | 日本と比べて全般的に物価が低い |
| 宿泊費 | 多様な価格帯の宿泊施設があり、全体的に割安 |
| 交通費 | 公共交通機関が発達し、移動コストが低い |
| 食事代 | 地元の食事や屋台が安価で、レストランも比較的リーズナブル |
次からは、円安でも海外旅行で人気の国と地域を10選紹介します。あなたの行きたい国はありますか?
円安でも人気|韓国(ソウル)

ソウルは、円安の影響を受けにくい韓国の魅力的な海外旅行先です。最先端のショッピング街と歴史的な宮殿が共存する活気あふれる都市。安価な屋台グルメは低コストでおなか一杯になりますし、流行の韓国コスメやファッションアイテムは手頃な価格で購入できます。
近年はウォンが円と連動して下落傾向にあるため、日本人旅行者にとって依然としてお得な旅行先となっています。近距離で異国情緒を楽しめる点、日本語対応が充実している点も、ソウル旅行の大きなメリットです。

ソウルの基本情報
| おすすめ情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:7万円~ |
| フライト時間 | 東京~ソウル:約2時間30分 |
| ベストシーズン | 春(3-5月)、秋(9-11月) |
| おすすめグルメ | カムジャタン、パジョン、サムギョプサル |
| レート | 1大韓民国ウォン=0.11 円(2024年7月) |
円安でも人気|韓国(釜山)

釜山は韓国第二の都市として、海と山に囲まれた自然豊かな環境と都市の利便性が融合した魅力的な観光地です。日本から近いことが最大の利点で、円安でも旅行にぴったり。
海雲台や広安里ビーチなどの美しい海岸線、甘川文化村のカラフルな街並みなど多彩な観光スポットがあります。親日的な雰囲気がある点も、日本人観光客にとって選ばれている理由といえるでしょう。

釜山の基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:約7万円~ |
| フライト時間 | 東京~釜山:約2時間20分 |
| ベストシーズン | 4月〜6月(春)、9月〜11月(秋) |
| おすすめグルメ | ミルミョン、ホットク、海産物 |
| レート | 1大韓民国ウォン=0.11 円(2024年7月) |
円安でも人気|台湾

台湾も日本から近く、安価で旅行できるとしておすすめです。台湾元が比較的安定しているため、お得で充実した旅行が可能です。
台北を中心に、九份や日月潭などの観光スポットが若い世代に大人気。夜市と呼ばれる屋台街では、リーズナブルな価格で様々な台湾グルメは見逃せません。九份や十分など風情ある観光地も多く、日本統治時代の影響も残る独特の文化を楽しめる人気の地域です。

台湾の基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:7万円~ |
| フライト時間 | 東京~台北:約3時間55分 |
| ベストシーズン | 春(3月〜5月)、秋(9月〜11月) |
| おすすめグルメ | 小籠包、ルーロー飯、火鍋 |
| レート | 1台湾ドル=4.87 円(2024年7月) |
円安でも人気|中国(上海)

上海は、近代的な高層ビル群と歴史的な建造物が共存する国際都市です。南京路や淮海路などのショッピングエリアでは、ブランド品から地元ブランドまで幅広い商品を購入可能。円安の中でも、元も下落傾向にあるため、お買い物も比較的お得にできます。
宿泊施設も多様で、バックパッカー向けの格安宿から高級ホテルまで予算に応じて選択できるでしょう。近代的な都市の魅力をお得に体験できる点が、上海の大きな魅力です。

上海の基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:10万円~ |
| フライト時間 | 東京~上海:約3時間 |
| ベストシーズン | 3~5月、9~11月 |
| おすすめグルメ | 小籠包、上海蟹、葱油餅 |
| 日本との時差 | -1時間 |
| レート | 1中国人民元=22.01円(2024年7月) |
円安でも人気|中国(北京)

週末の短期旅行で北京を訪れるなら、効率的に主要スポットを巡るプランがおすすめです。東京から約4時間のフライトで、中国の首都を体験できます。1日目は故宮博物院と天安門広場を見学し、夜は王府井で北京ダックを堪能しましょう。
円安の影響で元も下落傾向にあるため、日本人旅行者にとってお得に旅行できる都市となっています。時差は1時間なので、週末旅行でも調整しやすいです。

北京の基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:12万円~ |
| フライト時間 | 東京~北京:約4時間 |
| ベストシーズン | 3~5月、9~11月 |
| おすすめグルメ | 北京ダック、羊肉のホットポット、炒め麺 |
| 日本との時差 | -1時間 |
| レート | 1中国人民元=22.01円(2024年6月) |
円安でも人気|タイ(バンコク)

タイは東南アジアを代表する人気観光地で、円安の中でもバンコクは依然としてコストパフォーマンスの高い旅行先といえます。
寺院や遺跡などの歴史的な観光スポット、ビーチリゾートなど様々な魅力があります。物価も安いため、マッサージやスパなどのアクティビティも気軽に楽しめるでしょう。宿泊施設はバックパッカー向けの格安宿から高級ホテルまで幅広く、予算に応じて選択可能です。

タイの基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:7.8万円~ |
| フライト時間 | 東京~バンコク:約6時間50分 |
| ベストシーズン | 11月から2月頃 |
| おすすめグルメ | トムヤムクン、ソムタム、カオマンガイ |
| レート | 1バーツ=4.36円(2024年7月) |
円安でも人気|ベトナム(ホーチミン)

ベトナムは、異国情緒あふれる街並みと安い物価、そして美味しい料理が魅力の国です。ホーチミンは物価が安く、充実した旅行が可能。フォーやバインミーなど、ヘルシーでおいしいベトナム料理が女子たちのお腹を満たしてくれるでしょう。
リーズナブルな物価も日本人に人気の理由のひとつで、お土産にはアオザイやコーヒー、雑貨が人気です。マッサージやエステが格安で楽しめるので、癒しと観光を両立できる海外旅行先として人気急上昇中です。

ホーチミンの基本情報
| おすすめ情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:6万円~ |
| フライト時間 | 東京~ホーチミン:6時間 |
| ベストシーズン | 11月〜4月 |
| おすすめグルメ | フォー、バイン・ミー、チェー |
| 日本との時差 | -2時間 |
| レート | 1ドン=0.0063円(2024年7月) |
円安でも人気|ベトナム(ハノイ)

ホーチミンと同じく、ハノイも日本人に人気が高い都市です。ベトナムドンの為替レートは比較的安定しており、日本人旅行者にとってお得な旅行先のひとつ。旧市街では、路地裏のローカルレストランや屋台で、フォーやブンチャーなどの名物料理を非常に安価に楽しめます。
水上人形劇やベトナム式マッサージなど、地元の文化体験も日本と比べて安価です。また、ハノイ名物のエッグコーヒーも、おしゃれなカフェで安価に味わえます。

ハノイの基本情報
| おすすめ情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:7万円~ |
| フライト時間 | 東京~ハノイ:6時間 |
| ベストシーズン | 2月~4月 |
| おすすめグルメ | カオラウ、ホワイトローズ、ミークアン |
| 日本との時差 | -2時間 |
| レート | 1ドン=0.0063円(2024年7月) |
円安でも人気|フィリピン(セブ島)

美しいビーチと手頃な価格で行きたいなら、セブ島が人気です。マクタン島のビーチは、今まで見たことがない美しさに感動すること間違いなし。フィリピンペソの為替レートは比較的安定しており、お得に楽しめる要素が多めです。
家族が一緒なら、アイランドホッピングやダイビングなどのアクティビティもいいですね。子供向けのプールやキッズクラブを備えたリゾートホテルが人気です。

セブ島の基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 3泊4日:約12万円~ |
| フライト時間 | 東京~セブ島:約5時間 |
| ベストシーズン | 1月下旬~4月 |
| おすすめグルメ | レチョン、アドボ、ダンギット |
| レート | 1ペソ=2.70円(2024年7月) |
円安でも人気|マレーシア(クアラルンプール)

マレーシアは東南アジアに位置する多民族国家です。首都クアラルンプールでは近代的な高層ビルやショッピングモールが立ち並び、活気あふれる雰囲気をぜひ感じてください。
食事は、ホーカーセンターや屋台で現地の名物料理を格安で楽しめます。ナシレマやラクサなど、多様な民族料理を安価に味わえるのが魅力。高級レストランでも、日本と比べるとリーズナブルな価格ですよ。

マレーシアの基本情報
| 情報 | |
| 予算の目安 | 2泊3日:15万円~ |
| フライト時間 | 東京~クアラルンプール:約7時間 |
| ベストシーズン | 12月〜3月 |
| おすすめグルメ | ラクサ、チキンライス、サテー |
| レート | 1リンギット=33.7円(2024年7月) |
円安の影響が多い海外旅行の国と地域

1.アメリカ
アメリカは円安の影響が大きい旅行先です。理由は、ドルが世界の基軸通貨であり、円に対して強い傾向にあるためです。円安が進むとドルの購買力が相対的に高まり、日本人旅行者にとってはすべての費用が割高に感じられるでしょう。
ニューヨークなどの人気観光地はもともと物価が高いため、円安の影響がさらに顕著になります。同じ金額でも、以前ほど充実した旅行ができなくなる可能性が高い国です。
2.ヨーロッパ
ヨーロッパも円安の影響が顕著に表れる地域です。とくにユーロ圏は、ユーロが円に対して強い通貨であるため、円安が進むと旅行コストが大幅に上昇します。
多くのヨーロッパ諸国は、もともと物価が高いことで有名。円安によって、高級ホテルやミシュラン星付きレストラン、ブランド品などの贅沢な体験がさらに手の届きにくいものになっています。ヨーロッパ内の交通費も、大きな負担となるでしょう。
3.オーストラリア
オーストラリアドルは資源国通貨として知られ、世界経済の動向に敏感に反応します。円安が進行すると、オーストラリアドルの購買力が相対的に高まり、日本人旅行者の旅行コストが上昇します。
そもそも、オーストラリアは物価が高いことでも知られており、宿泊費や食事代が日本と比べて高額です。円安によって、これらの基本的な旅行費用がさらに高く感じられるようになるでしょう。
海外旅行で円安・円高はどう影響するのか?

円安の場合
円安になると、海外旅行が少し行きにくくなります。たとえば、100円で1ドル買えていたのが、円安になると100円で0.8ドルしか買えません。つまり、同じ100円で行くアメリカなのに、少ないお金しか使えないのです。10ドルのハンバーガーが、円安前は1000円だったのに、円安後は1250円になるかもしれません。
円安のときは海外旅行の予算を多めに用意することになりますが、工夫次第で楽しい旅行はできますよ。
円高の場合
いっぽう、円高になると海外旅行がとってもお得になります。100円で1ドル買えていたのが、円高になると100円で1.2ドル買えるようになるかもしれません。たとえば、10ドルのハンバーガーが円高前は1000円だったのに、円高後は833円で食べられるかもしれません。
そのため、円高のときは海外旅行の予算が少なくても楽しめるので、ちょっと贅沢なホテルに泊まったり、たくさんお土産を買ったりできるかもしれません。
海外旅行における円安・円高の関係
| 項目 | 円安の場合 | 円高の場合 |
| 旅行予算 | 多く必要 | 少なくてよい |
| ホテル代 | 高く感じる | 安く感じる |
| 食事代 | 高く感じる | 安く感じる |
| 旅行の楽しみ方 | 節約傾向になる | ちょっと贅沢になる |
海外旅行で円安になった場合のよくある質問

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円安の時は海外旅行をやめたほうがいいですか?
必ずしもそうではありません。予算調整や旅行先の選択を工夫すれば楽しめます。
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円安でも旅行を楽しむコツはありますか?
あります。物価の安い国を選ぶ、オフシーズンに行く、格安航空券を利用するなどの方法があります。
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円安の時、現地でのお金の使い方で気をつけることは?
クレジットカードの利用を増やし、現金の引き出しを最小限に抑えると良いでしょう。
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最円安の影響を受けにくい旅行先はありますか?
はい、東南アジアの一部の国や、円と連動して通貨が下落している国は比較的影響が小さいです。
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円安でも楽しめる海外旅行先へ行こう!

円安でも楽しめる海外旅行先はたくさんあります。とくに東南アジアは物価が比較的安く、円安の影響を受けにくい人気の目的地です。美しいビーチ、豊かな文化、おいしい料理を楽しんでください。
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