「韓国の祭りって、どんなものがあるの？」
「観光客でも祭りに参加できるの？」
韓国旅行を計画中のあなたは、ソウルや釜山の祭りが気になっていませんか？詳しく知らないまま現地に行き、せっかくのイベントを逃してしまう方は少なくありません。
祭りは誰でも参加できるうえに、伝統文化を体験できる絶好の機会。せっかく行くのですから、現地でしかできない体験を存分に楽しみましょう！この記事では 、韓国の代表的な祭りから有名なイベントまで12選をまとめて紹介します。
最後までご覧いただき、ガイドブックには載っていない情報を手に入れてくださいね。
韓国の祭り季節別一覧
季節 | 祭り | 開催時期 |
春 | 鎮海軍港祭 | 3月末～4月上旬 |
汝矣島春の花祭り | 4月上旬 | |
済州野焼き祭り | 3月上旬 | |
夏 | 新村水鉄砲フェスティバル | 7月 |
大邱チメクフェスティバル | 8月末～9月上旬 | |
釜山海祭り | 8月1日～9日 | |
秋 | 秋夕（チュソク） | 9月下旬～10月上旬 |
釜山国際映画祭 | 10月 | |
安東国際仮面舞フェスティバル | 9月下旬～10月上旬 | |
冬 | ソウルランタンフェスティバル | 12月～翌年1月 |
アチムゴヨ樹木園イルミネーション | 12月～翌年3月 | |
正月テボルム祭り | 旧暦1月15日 |
春に行きたい韓国の祭り3選
1.鎮海軍港祭（チネグンハンジェ）
韓国最大の桜祭りとして知られる祭りです。2025年は3月28日～4月6日の9日間開催されました。街全体が桜に包まれる光景は圧巻で、国内外から多くの観光客が訪れる祭りとして定着しています。
忠武公李舜臣将軍の救国の精神を追慕し、郷土文化芸術を振興する意味合いがあります。海軍基地のある祭りらしく、普段は公開しない海軍士官学校や海軍基地司令部を期間中のみ見学できますので、ぜひ足を運んでみてください。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 毎年3月～4月 |
場所 | 慶尚南道昌原市鎮海区一帯 |
見どころ | 慶和駅桜並木、ロマンス橋、海軍士官学校、中央ロータリー |
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2.汝矣島春の花祭り（ヨイド春の花祭り）
汝矣島春の花祭りは、ソウル市汝矣島の国会議事堂周辺で4月に開催される都心の桜祭りです。汝矣島地区の桜並木が満開になる時期に合わせて開催。桜のライトアップや文化公演、屋台村も設置され、家族連れや恋人同士で賑わいます。
ソウル市民にとって、いまでは身近な桜の名所として定着しました。都心で楽しめる、美しい春の代表的な祭りです。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 4月上旬（開花時期に合わせて変動） |
開催場所 | ソウル汝矣島汝矣西路および漢江公園 |
見どころ | 桜並木輪中路、漢江夜景、文化芸術公演、K-POPステージ |
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3.済州野焼き祭り
引用：https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/whereToGo/locIntrdn/rgnContentsView.do?vcontsId=96714
済州野焼き祭りは、済州島で春に開催される伝統的な火祭りです。牧草地の枯れ草を燃やして土地を肥にして、害虫を駆除する農業的な意味があるほか、厄払いや豊作祈願の宗教的意味も込められています。
祭りでは広大な草原に火が放たれ、夜空を赤く染める壮観な光景が見られます。結果、新しい牧草の成長が促進され、翌年の畜産業に良い影響をもたらします。現在では観光客にも人気のイベントとなり、済州島の代表的な文化行事として親しまれています。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 3月上旬 |
開催場所 | 済州特別自治道済州市涯月邑凰城里 |
見どころ | 伝統野焼き体験、草原の炎の演出、豊作祈願 |
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夏に行きたい韓国の祭り3選
1.新村水鉄砲フェスティバル
引用：https://japanese.visitseoul.net/tours/Sinchon-in-the-Summer--Water-Gun-Battles-and-More-JP_/21999
新村水鉄砲フェスティバルは、ソウルの新村地区で夏に開催される若者向けの水遊びイベントです。参加者が水鉄砲やバケツを使って互いに水をかけ合う大規模な水合戦が行われます。
大学街である新村の特性を活かし、学生や若者が中心となって大盛り上がり。音楽やダンスパフォーマンスも見逃せません。猛暑を吹き飛ばす爽快感と、見知らぬ人同士でも気軽に交流できる開放的な雰囲気が魅力の祭りです。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 7月 |
開催場所 | ソウル新村延世路一帯 |
見どころ | 水鉄砲バトル、パレード、コンサート |
2.大邱チメクフェスティバル
引用：https://www.wowkorea.jp/news/read/493665.html
大邱チメクフェスティバルは、韓国第三の都市・大邱で開催されるチキンとビールの祭典です。「チメク」（チキン＋メクチュ）という韓国の代表的な食文化を楽しむイベントで、市内の有名チキン店が集結。
様々な味付けのチキンとビールのペアリングが楽しめ、ライブ音楽やパフォーマンスも行われます。今では、世界各地から多くの食べ物愛好家が訪れるようになりました。夜の屋台村のような賑やかな雰囲気で、韓国グルメ文化を一気に味わせる魅力的な食の祭典です。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 8月末～9月上旬 |
開催場所 | 大邱頭流公園 |
見どころ | チキン＆ビール体験、ライブ公演、フリーマーケット |
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3.釜山海祭り
釜山海祭りは、釜山で夏に開催される海をテーマにした総合文化祭です。海雲台ビーチを中心に、海水浴、ビーチバレー、サーフィン大会などの海洋スポーツイベントが繰り広げられます。
花火大会、音楽コンサート、海鮮料理フェスティバルも同時開催。海洋都市としての強みを強化し、国内外の観光客誘致に重要な役割を果たしています。涼しい海風と美しい海岸線が織りなす絶景を見ながら、釜山らしい夏を肌で感じてみませんか。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 8月1日～9日 |
開催場所 | 釜山海雲台など主要海水浴場 |
見どころ | ビーチ文化芸術イベント、カルチャー体験、海辺コンサート |
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秋に行きたい韓国の祭り3選
1.秋夕（チュソク）
秋夕は、韓国の感謝祭とも呼ばれ、もっとも大切にされている韓国のお祭りです。9月下旬から10月上旬に祝われるこのお祭りは、家族が集まりながら先祖を称え、その年の収穫に感謝するイベントです。
現代でも韓国人のアイデンティティの核となる行事で、帰省ラッシュで交通機関が混雑するほど重要視されています。韓国人の心の支えとなる、極めて大切な伝統行事といえるでしょう。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 9月下旬～10月上旬（旧暦8月15日） |
開催場所 | 韓国全土（家庭・各地域） |
見どころ | 先祖祭、ソンピョン作り、伝統遊び、家族団らん |
くわしくは、こちらの記事が参考になります。
→韓国の秋夕（チュソク）はいつ？何をする日なの？
2.釜山国際映画祭
釜山国際映画祭は、アジア最大級の国際映画祭として毎年秋に釜山で開催される文化イベントです。世界各国の優れた映画作品が上映され、新人監督の発掘と支援に力を入れています。
レッドカーペットイベントや国際的な映画関係者の交流も活発に行われ、釜山の国際的知名度向上と文化都市としてのブランド価値創出に重要な役割を果たしました。映画ファンだけでなく、一般市民も気軽に映画文化に触れられる大人気のイベントとなっています。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 10月（通常10日間） |
開催場所 | 釜山映画の殿堂・センタムシティ一帯 |
見どころ | 世界初公開作品、レッドカーペット、アジア映画マーケット |
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3.安東国際仮面舞フェスティバル
安東国際仮面舞フェスティバルは、慶尚北道安東市で開催される世界最大の仮面舞踊祭典です。韓国の河回別神クッ仮面劇をはじめ、世界各国の伝統仮面舞が一堂に集結。観客参加型の体験プログラムや仮面制作ワークショップも行われています。
安東の伝統文化の継承と国際文化交流の場として重要な意味を持ち、ユネスコ世界遺産の河回村との連携も大きくなりました。無形文化財の価値を広く伝えているイベントのひとつです。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 9月下旬～10月上旬 |
開催場所 | 慶尚北道安東市・タルチュム公園・河回村 |
見どころ | 伝統仮面劇公演、観客参加体験、ユネスコ文化遺産 |
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冬に行きたい韓国の祭り3選
1.ソウルランタンフェスティバル
引用：https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/contents/contentsView.do?vcontsId=75039
ソウルランタンフェスティバルは、清渓川一帯で開催される韓国最大規模の灯籠祭りです。色とりどりの韓紙ランタンが清渓川を美しく彩り、様々なテーマで制作された作品が展示されます。夜間には幻想的な光景が広がり、都心のビルが光の芸術空間に様変わりする光景は圧巻の一言。
ソウル市民と観光客にとって冬の楽しみとなり、今ではSNS映えスポットとしても人気が高くなりました。伝統と現代が調和した、美しい都市型文化イベントです。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 12月～翌年1月（約1ヶ月間） |
開催場所 | ソウル清渓川・清渓広場一帯 |
見どころ | 韓紙ランタン展示、LED光の造形物、夜景イルミネーション |
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2.アチムゴヨ樹木園イルミネーション
アチムゴヨ樹木園イルミネーションは、京畿道加平郡の樹木園で冬季に開催される光の祭典です。30万坪の広大な樹木園全体が色鮮やかなLEDライトで装飾され、「光の庭園」をテーマにした幻想的な空間が演出されます。
都市部からアクセスしやすい立地で、家族連れやカップルに人気の冬の観光スポット。自然環境を活かした持続可能な観光コンテンツとしても注目されています。2024年は12月6日から2025年3月16日まで開催されました。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 12月～翌年3月 |
開催場所 | 京畿道加平郡アチムゴヨ樹木園 |
見どころ | 光の庭園、色とりどりの木々、テーマ別イルミネーション |
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3.正月テボルム
引用：https://www.trippose.com/festival/jeongwol-daeboreum-event-of-korean-folk-village
正月テボルムは、旧暦1月15日に行われる韓国の伝統的な満月祭りです。この日に五穀飯やナムルなど9種類の乾燥野菜を食べ、一年の健康を祈願。満月を見ながら願い事をし、凧揚げや綱引きなどの民俗遊びを楽しみます。
豊作祈願と厄除けの意味が込められ、共同体の結束を強める重要な行事のひとつで、現在でも地域コミュニティを中心に伝統が継承されています。韓国人の生活に根ざしている、大切な伝統文化です。
項目 | 詳細 |
開催時期 | 旧暦1月15日（正月テボルム） |
開催場所 | 釜山海雲台・広安里・松島・二妓台 |
見どころ | タルジプ焼き儀式、伝統遊び体験、プンムルノリ公演 |
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韓国の祭りであると便利なアイテム
韓国の祭りを存分に楽しむために、持参すると便利なアイテムを3つ紹介します。これらのアイテムがあると、より快適に韓国の祭りを満喫できますよ。
1.モバイルバッテリー
韓国の祭りでは、モバイルバッテリーが必需品です。祭り会場では写真撮影やSNS投稿、地図アプリの使用でスマートフォンのバッテリー消耗が激しくなるでしょう。友人との連絡や交通情報の確認、キャッシュレス決済にもスマホが欠かせません。
大容量のモバイルバッテリーがあれば、一日中安心。緊急時の連絡手段も確保でき、安全面でも重要な役割を果たします。思い出作りと安全確保のため、モバイルバッテリーは絶対に持参すべきアイテムです。
2.折りたたみ椅子
韓国の祭りでは、軽量の折りたたみ椅子があれば便利です。多くの祭りが長時間にわたって開催され、立ちっぱなしになることがほとんど。花火大会や音楽公演では良い場所を求めて長時間待機することが多く、座る場所の確保が重要になります。
コンパクトに折りたためる椅子があれば、快適に鑑賞できます。荷物置きとしても活用できるので、一石二鳥の効果があります。
3.ウェットティッシュ
韓国の祭りでは、ウェットティッシュが重宝するでしょう。屋台グルメを手で食べるときに使ったり、顔や手を拭いたりするときにも大活躍。携帯用ウェットティッシュがあれば、いつでもどこでも手軽に清潔を保てます。食事前後の衛生管理はもちろん、暑い日の汗拭きや化粧直しにも活用できます。
韓国の祭りでよくある質問
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Q1: 韓国祭りの入場料はいくらですか？
A: 多くの祭りは入場無料です。ただし、一部の特別イベントやコンサートは有料の場合があります。
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Q2: 日本人でも参加できますか？
A: はい、ほとんどの韓国祭りは国籍を問わず誰でも参加できます。観光地では英語や日本語の案内も用意されています。
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Q3: 開催時期はいつですか？
A: 韓国祭りは年間を通じて開催されます。春の桜祭り（3月下旬～4月上旬）が人気が高く、冬のイルミネーション祭りも見逃せません。
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Q4: 参加する際の服装は？
A: 季節に応じた服装が基本です。春秋は羽織もの、夏は涼しい服装、冬は防寒対策をしっかりと行いましょう。歩きやすい靴も必須です。
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