モンゴルの広大な草原や豊かな伝統文化に魅了され、訪れる計画を立てている方も多いのではないでしょうか。しかし、現地でスマートフォンやカメラなどの電子機器を問題なく使えるか、不安に感じますね。
この記事では、モンゴルのコンセント形状や電圧について詳しく解説します。快適なモンゴル滞在を楽しむために、必要な準備をしっかりと確認しておきましょう!
モンゴルと日本のコンセント比較表
特徴 | モンゴル | 日本 |
電圧 | 220V | 100V |
周波数 | 50Hz | 50Hz (東日本) 60Hz (西日本) |
プラグ | Bタイプ、B3タイプ、Cタイプ | Aタイプ |
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モンゴルのコンセントは主にB、B3、Cの3種類
モンゴルでは、コンセントの主な形状としてBタイプ、B3タイプ、Cタイプの3種類が使われています。
Bタイプは丸い穴が2つあり、少し大きめのプラグを挿し込む仕様です。中型の電化製品で使われることが多く、モンゴルでは家庭用やホテルでよく見かけます。
B3タイプは丸い穴が3つあり、大型の電化製品や電力消費が大きい機器に使用されます。一般的な家庭よりも商業施設や特定の宿泊施設で見られることが多いです。
そしてCタイプは、丸い穴が2つで、Bタイプよりも小さなプラグに対応しています。このタイプは、ヨーロッパでも一般的に使われており、軽量な機器や小型家電製品に向いています。モンゴルでも広く普及しており、充電器やヘアドライヤーなどの軽量機器に使われることが多いです。
Bタイプ
引用:ヨドバシ
B3タイプ
引用:ヨドバシ
Cタイプ
引用:ヨドバシ
モンゴル旅行で変換プラグが必要?
モンゴルのコンセントはBタイプ、B3タイプ、Cタイプの3種類が主流で、日本のAタイプとは異なる形状です。そのため、モンゴルで日本の電子機器を使用するには変換プラグが必要です。
変換プラグにはいくつかのタイプがありますが、特におすすめなのがマルチ型変換プラグです。これ一つで複数のプラグ形状に対応できるため、モンゴルだけでなく他の国に旅行する際にも便利です。
また、ホテルによっては変換プラグを貸し出していることもありますが、数に限りがあるため、確実に持参しておくと安心です。急ぎの場合は、訪ねてみるのもいいでしょう。
変換プラグを購入できる場所
- インターネット通販
- 旅行用品店
- 家電量販店
- 100円ショップ
- 空港
日本の電化製品はモンゴルで使うには変圧器が必要?
モンゴルの電圧は220Vで、日本の電圧100Vとは大きく異なります。そのため、機器によっては変圧器が必要になる場合があります。
変圧器が必要な場合
日本専用の電化製品(ヘアドライヤー、電気シェーバー、炊飯器など)は、基本的に100Vでしか動作しないため、モンゴルで使う場合は変圧器が必須です。
こうした機器をそのままモンゴルのコンセントに挿すと、過電流で故障したり、最悪の場合は機器が破損する可能性もあります。
変圧器が不要な場合
一方、100V~240V対応の電子機器(スマートフォン、ノートパソコン、カメラ、ゲーム機など)は、世界中どこでも使えるように設計されています。そのため、これらの機器をモンゴルで使用する際には変圧器は不要です。
確認する方法
持参する電化製品のプラグやアダプターに「100V~240V」などと記載されているか確認しましょう。記載があれば、モンゴルでも変圧器なしで使えます。
モンゴルで気軽に充電できる場所3選
1.カフェやレストラン
モンゴルの首都ウランバートルには、多くのカフェやレストランがあり、フリーWi-Fiとともにコンセントが利用できる場所が増えています。ゆっくり休憩しながら充電できるので、便利です。
2.ホテルのロビーや共用スペース
宿泊するホテルの部屋はもちろん、ホテルのロビーや共用スペースでも気軽に充電ができることが多いです。特に高級ホテルやビジネスホテルでは、充電ステーションが設置されている場合もあります。観光の合間に立ち寄って、充電しておくと安心ですね。
3.ショッピングモールやスーパーマーケット
ウランバートルの大型ショッピングモールやスーパーマーケット内にも、充電ができる場所が増えており、買い物中や休憩時に充電を済ませることが可能です。
世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧
世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。
アジア・オセアニア
国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
日本 | 50~60 | 100V | A |
韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
台湾 | 50 | 110 | A,O,C |
香港 | 50 | 220 | BF |
ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF |
フィリピン | 60 | 220~240 | A,B3,C |
インドネシア | 50 | 220 | C |
カンボジア | 50 | 220 | A,C |
ラオス | 50 | 220 | A,C |
モンゴル | 50 | 220 | B,B3,C |
インド | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
ネパール | 50 | 220 | B,C |
ミャンマー | 50 | 230 | B,B3 |
スリランカ | 50 | 230~240 | BF,B3,B |
オーストラリア | 50 | 240/250 | O,O2 |
ニュージーランド | 50 | 230/240 | O,O2 |
フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
モルディブ | 50 | 220~240 | BF |
ヨーロッパ
国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
イギリス | 50 | 240 | BF |
イタリア | 50 | 220 | C,SE |
フランス | 50 | 220 | C,SE |
スペイン | 50 | 220 | C,SE |
ポルトガル | 50 | 220 | C,SE |
ドイツ | 50 | 230 | C,SE |
ベルギー | 50 | 220 | C,SE |
スイス | 50 | 230 | C,J |
オーストリア | 50 | 230 | C,SE |
オランダ | 50 | 230 | C,SE |
アイルランド | 50 | 220〜240 | BF |
ポーランド | 50 | 220 | C |
スウェーデン | 50 | 220 | C,SE,B |
ノルウェー | 50 | 230 | C,SE |
デンマーク | 50 | 220 | C,B |
ハンガリー | 50 | 220 | C,SE |
ギリシャ | 50 | 230 | C |
ブルガリア | 50 | 220 | C,SE |
エストニア | 50 | 220~230 | B,C,SE |
クロアチア | 50 | 230 | C |
カザフスタン | 50 | 220 | C,SE |
ウズベキスタン | 50 | 220 | C |
中東
国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
トルコ | 50 | 220 | C |
カタール | 50 | 240 | BF,D |
サウジアラビア | 50~60 | 220 | A,B,BF,C |
アフリカ
国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
エジプト | 50 | 220 | C |
モロッコ | 50 | 220 | C,SE |
南アフリカ | 50 | 220~230 | B3L,C |
ケニア | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
アメリカ・南米
国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
カナダ | 60 | 120 | A |
アルゼンチン | 50 | 220 | O2 |
ブラジル | 60 | 220 | C,N |
ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
メキシコ | 60 | 110 | A |
モンゴルのコンセントに関するよくある質問
-
変換プラグはモンゴルで購入できますか?
ウランバートルなどの大都市では、電子機器を扱う店や空港などで変換プラグが購入できることがあります。ただし、地方では手に入りにくいことがあるため、日本からマルチタイプの変換プラグを持参することをおすすめします。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
モンゴルにどうしても変圧器を持っていきたくない場合は?
多くの電化製品は変圧器なしで使用できます。製品の電圧範囲を確認し、モンゴルの220Vに対応しているかを事前にチェックしてください。
-
モンゴルではどこで充電できますか?
カフェやレストラン、ショッピングモール、ホテルのロビーなどでの充電が可能です。特に都市部ではフリーWi-Fiとともに充電環境が整っている場所が多いので、観光の合間に充電スポットを利用するのが便利です。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
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モンゴル旅行では基本変換プラグと変圧器が必要!
モンゴル旅行では、基本的に変換プラグと変圧器の準備が必要です。海外対応の電子機器であれば変圧器は不要ですが、どちらにせよ変換プラグは必須です。
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