
インドネシアと日本のコンセントは形状や電圧が異なり、日本の電化製品をインドネシアで使用する場合は「変換プラグ」が必要です。
Cタイプ
この記事ではインドネシアのコンセント形状や電圧、変換プラグの選び方などを徹底解説!
よくあるトラブルや疑問に関してもまとめた完全ガイドとなっているので、ぜひチェックしてスムーズなインドネシア旅行を実現しましょう。
インドネシアのコンセント形状はCタイプの1種類のみ

海外には日本と異なるさまざまな形状のコンセントが存在しますが、インドネシアではCタイプと呼ばれる形状の1種類のみです。
Cタイプは、2つの丸いピンを持つのが特徴で、ピンの間隔は約19mmで、直径は約4mmです。
インドネシアで日本の電化製品を使用する際には、Cタイプに対応する変換プラグが必要になります。
Cタイプの変換プラグがあれば、インドネシアのコンセントが使える

インドネシアで日本の電化製品を使用する際は、プラグの形状が大きく異なるため、変換プラグが必須です。
インドネシア用の変換プラグは、日本の家電量販店や空港で200~500円程度で手に入りますし、一部のホテルや宿泊施設では貸出も行っている場合があります。
おすすめはマルチプラグ
特におすすめなのは、複数のプラグタイプに対応できるマルチプラグです。

このアダプター1つでさまざまな国の電源プラグに対応できるため、異なる旅行先ごとに新たな変換プラグを購入する手間が省けます。
価格も1,000~2,000円と手頃で、持っていると非常に便利です。
簡易的なものなら100均でも調達可能
簡易的な変換プラグなら、100円均一でも取り扱っていることがあります。
ただし、安価なために差込口に問題が発生することもあるので、予備として持っていく程度が良いでしょう。
似た形状の変換プラグに注意
Cタイプのコンセントと良く間違われるのが、SEタイプの変換プラグです。
このタイプは2つの丸いピンが付いているので似ていますが、さらに接地用のピンが1つ付いた形状のため、インドネシアでは使えません。
変換プラグを購入の際は形状によく注意しましょう。
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取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
インドネシアのコンセント形状にすぐ対応!変換プラグの使い方

変換プラグは元のプラグに差し込むだけで使えるので、初めて使う人でも安心してください。具体的な方法は以下の通りです。
1.プラグの接続
まず、変換プラグを現地の電源コンセントに差し込みます。
変換プラグのプラグ部分が、現地のコンセントに正しく合うように挿入します。
2.電化製品の接続
変換プラグが現地のコンセントにしっかりと装着されたのを確認したら、日本から持参した電化製品のプラグを変換プラグのソケットに接続します。
プラグがしっかりと差し込まれていることを確認しましょう。
3.電化製品の使用
接続が完了したら、電化製品の電源を入れて使用します。
正常に動作するか確認し、問題がないか確認します。
インドネシアでは変圧器は必要?

インドネシアの標準電圧は220Vで、日本の標準電圧100Vと比べるとかなり高いため、注意が必要です。
多くのスマートフォン、ノートパソコン、カメラの充電器はデュアルボルテージ(100V-240V対応)設計がなされているため、基本的には変圧器は不要です。
しかし、注意が必要なのは、日本の100V専用の充電器や電化製品をそのままインドネシアの高電圧環境で使用すると、深刻な機器の破損を引き起こす可能性があることです。
これを避けるために、しっかりと確認しておきましょう。
変圧器が必要かどうかを判断するためのチェックポイントは以下の通りです。
1.電化製品のラベル確認
まずは、充電器や電源アダプターのラベルをチェックしましょう。
「Input: 100-240V」と明記されている場合、その製品は世界中の電圧に対応しているため、インドネシアでも変圧器なしで安心して使用できます。
ただし、プラグの形状が異なるため、変換プラグは必須です。
2.100Vの電化製品
もし、インドネシアで使用したい電化製品が「100V専用」の場合、必ず変圧器が必要です。
この際、変圧器を選ぶポイントは、出力(例えば100Wや200Wなど)や、使用する機器の消費電力に合わせて選ぶことです。
適切な変圧器を使うことで、安心してデバイスを使用できます。
3.高電力機器の注意
ドライヤーやアイロンなど、高電力を必要とする機器に関しては、ほとんどの場合変圧器が必須となります。
しかし、最近では変圧器なしで使える海外対応のドライヤーやアイロンも多く登場していますので、旅行前に家電量販店でチェックしてみるのも良いでしょう。
インドネシアでコンセントがなくても充電する方法は?

インドネシアでコンセントの形状が万が一合わない場合でも、心配はいりません。
以下の2つの便利な方法で簡単に対応できます。
1. USBケーブルでの充電
もしインドネシアのコンセントがお手持ちの電化製品に合わない場合、USBケーブルを利用すればあっという間に解決できます。
多くのスマートフォンやタブレットはUSB充電に対応しており、インドネシアのホテルや空港などにUSBポートが設置されている場合、そこで充電ができます。
2. モバイルバッテリーの活用
移動中や外出先での充電には、モバイルバッテリーが非常に重宝します。
電源がない場所でも簡単に充電できるため、旅行や出張時には必須アイテムです。
特に、長時間の移動や観光中にスマートフォンやタブレットのバッテリーが切れるのを防ぐためにも、モバイルバッテリーを1つ持っているだけで安心です。
知っておくと安心!インドネシアでコンセントやUSBポートがある公共施設3選

1. 空港
インドネシアの主要空港には、待機エリアやラウンジに充電ステーションやUSBポートが設置されています。
フライトの合間に、複数のデバイスを同時に充電することができるので、非常に便利です。
2. カフェやレストラン
カフェやレストランでは、充電用のUSBポートや電源コンセントを提供している場合もあります。
美味しい食事を楽しみながら、デバイスを充電することができるので、リラックスしながら過ごすことができます。
3. ショッピングモール
大型ショッピングモールには、充電ステーションや専用の充電エリアが設置されていることが多いです。
買い物の合間に、簡単に充電できるので、安心して長時間滞在できます。
インドネシアのコンセントについてよくある質問とアドバイス

-
インドネシアで変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
インドネシアの多くの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入することができます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
日本の電化製品をインドネシアで使用するためには何が必要ですか?
日本のプラグをインドネシアのコンセントに合うように変換するためのプラグが必要です。また日本の電化製品が100V専用の場合、変圧器が必要です。
-
インドネシアで使えるモバイルバッテリーの充電には変換プラグが必要ですか?
はい、モバイルバッテリーの充電もインドネシアのコンセント形状に合わせるために変換プラグが必要です。ただし、モバイルバッテリーがUSB経由で充電できる場合、USBポートを利用することで直接充電できることもあります。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
そのほかのインドネシア旅行に役に立つ記事はこちら
インドネシア以外のコンセント形状と電圧早見表

世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。
アジア・オセアニア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| 日本 | 50~60 | 100V | A |
| 韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
| 中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
| タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
| 台湾 | 50 | 110 | A,O,C |
| 香港 | 50 | 220 | BF |
| ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
| シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
| マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF |
| フィリピン | 60 | 220~240 | A,B3,C |
| インドネシア | 50 | 220 | C |
| カンボジア | 50 | 220 | A,C |
| ラオス | 50 | 220 | A,C |
| モンゴル | 50 | 220 | B,B3,C |
| インド | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
| ネパール | 50 | 220 | B,C |
| ミャンマー | 50 | 230 | B,B3 |
| スリランカ | 50 | 230~240 | BF,B3,B |
| オーストラリア | 50 | 240/250 | O,O2 |
| ニュージーランド | 50 | 230/240 | O,O2 |
| フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
| モルディブ | 50 | 220~240 | BF |
ヨーロッパ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| イギリス | 50 | 240 | BF |
| イタリア | 50 | 220 | C,SE |
| フランス | 50 | 220 | C,SE |
| スペイン | 50 | 220 | C,SE |
| ポルトガル | 50 | 220 | C,SE |
| ドイツ | 50 | 230 | C,SE |
| ベルギー | 50 | 220 | C,SE |
| スイス | 50 | 230 | C,J |
| オーストリア | 50 | 230 | C,SE |
| オランダ | 50 | 230 | C,SE |
| アイルランド | 50 | 220〜240 | BF |
| ポーランド | 50 | 220 | C |
| スウェーデン | 50 | 220 | C,SE,B |
| ノルウェー | 50 | 230 | C,SE |
| デンマーク | 50 | 220 | C,B |
| ハンガリー | 50 | 220 | C,SE |
| ギリシャ | 50 | 230 | C |
| ブルガリア | 50 | 220 | C,SE |
| エストニア | 50 | 220~230 | B,C,SE |
| クロアチア | 50 | 230 | C |
| カザフスタン | 50 | 220 | C,SE |
| ウズベキスタン | 50 | 220 | C |
中東
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| トルコ | 50 | 220 | C |
| カタール | 50 | 240 | BF,D |
| サウジアラビア | 50~60 | 220 | A,B,BF,C |
アフリカ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| エジプト | 50 | 220 | C |
| モロッコ | 50 | 220 | C,SE |
| 南アフリカ | 50 | 220~230 | B3L,C |
| ケニア | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
アメリカ・南米
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
| カナダ | 60 | 120 | A |
| アルゼンチン | 50 | 220 | O2 |
| ブラジル | 60 | 220 | C,N |
| ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
| メキシコ | 60 | 110 | A |
インドネシアのコンセントにはCタイプの変換プラグが必須!

インドネシアで一般的なコンセントはCタイプで、日本のプラグと形状が異なるため、互換性を持つ変換プラグが必要です。
パソコンやスマートフォンはほとんどの場合、変圧器不要で充電できるはずです。
いざというときに困らないように、携帯式の充電器も用意しておくと安心です。
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