
カンボジアへの旅を計画中で、日本のスマートフォンやカメラがそのまま使えるか不安に感じていませんか?電源周りの事情を知っておかないと、滞在中不便を感じるかもしれませんね。
この記事では、カンボジアのコンセントや電圧について詳しくご紹介します。安心してカンボジアの美しい景色や美味しい料理を楽しむために、事前に必要な情報を把握しておきましょう!
カンボジアと日本のコンセント比較表
| 特徴 | カンボジア | 日本 |
| 電圧 | 220V | 100V |
| 周波数 | 50Hz | 50Hz (東日本) 60Hz (西日本) |
| プラグ | Aタイプ、Cタイプ | Aタイプ |
カンボジアのコンセントはAタイプとCタイプが主流!

カンボジアでは、AタイプとCタイプのコンセントが主流です。タイプAは日本でお馴染みの二つの平行なピンを持つ形状で、スマホやカメラなど日本の電子機器がそのまま使えるのが嬉しいところです。
一方で、タイプCは二つの丸いピンが特徴で、ヨーロッパでもよく見られるタイプです。この二つのタイプが多くの場所で利用されており、プノンペンやシエムリアップといった都市部はもちろん、地方に行ってもこれらのタイプが標準的です。
カンボジアでは、多様な海外製品が流通していることから、このように異なる形状のコンセントが共存しています。そのため、どちらのタイプの機器を持っていても困ることは少ないでしょう。
Aタイプ

引用:ヨドバシ
Cタイプ

引用:ヨドバシ
カンボジア旅行で変換プラグが必要?

カンボジアの多くの場所ではタイプAのコンセントが使えるため、日本の電子機器はそのまま使えることが多いです。プノンペンやシエムリアップなど都市部では、特に変換プラグを準備する必要はないかもしれません。
ただし、タイプCのコンセントしかない施設もあるので、念のため変換フラグを持っておくと安心です。
変換プラグを購入できる場所
- インターネット通販
- 旅行用品店
- 家電量販店
- 100円ショップ
- 空港
日本の電化製品はカンボジアで使うには変圧器が必要?

カンボジアで日本の電化製品を使用する際に変圧器が必要かどうかは、持参する機器の対応電圧によります。
カンボジアの電圧は通常220Vで、日本の場合は100Vです。この電圧差のため、日本国内専用の電化製品をそのままカンボジアで使用すると、過電流による故障や発火の危険性があります。
変圧器が必要な場合
対応電圧が100Vのみの機器:ヘアドライヤー、アイロン、電気シェーバーなど、日本専用の電化製品は変圧器が必要です。
変圧器が不要な場合
対応電圧が100V~240Vの機器:スマートフォンの充電器やノートパソコンのACアダプターなど、多くの電子機器は海外対応になっており、その場合は変圧器は不要です。
機器の対応電圧を確認する方法
- 電源プラグやACアダプターに「Input: 100V-240V」などの表示があれば、変圧器なしで使用可能です。
- 取扱説明書を参照しておいてください。
カンボジアで気軽に充電できる場所3選

1.カフェやレストラン
カンボジアの主要都市、特にプノンペンやシエムリアップには多くのカフェやレストランがあり、一部の店舗ではコンセントが使えます。特に観光客向けのエリアでは、フリーWi-Fiと一緒に充電ができるカフェが一般的です。
2.ホテルのロビーや共用スペース
宿泊しているホテルはもちろんのこと、ほとんどのホテルのロビーや共用スペースでは、充電ができるコンセントが設置されています。電源タップが設置されているラウンジなどでは、観光の合間に休憩しながら充電することが可能です。
3. 空港
プノンペン国際空港(PNH)など、カンボジアの主要空港には充電ステーションが設置されています。
世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧

世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。
アジア・オセアニア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| 日本 | 50~60 | 100V | A |
| 韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
| 中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
| タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
| 台湾 | 50 | 110 | A,O,C |
| 香港 | 50 | 220 | BF |
| ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
| シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
| マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF |
| フィリピン | 60 | 220~240 | A,B3,C |
| インドネシア | 50 | 220 | C |
| カンボジア | 50 | 220 | A,C |
| ラオス | 50 | 220 | A,C |
| モンゴル | 50 | 220 | B,B3,C |
| インド | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
| ネパール | 50 | 220 | B,C |
| ミャンマー | 50 | 230 | B,B3 |
| スリランカ | 50 | 230~240 | BF,B3,B |
| オーストラリア | 50 | 240/250 | O,O2 |
| ニュージーランド | 50 | 230/240 | O,O2 |
| フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
| モルディブ | 50 | 220~240 | BF |
ヨーロッパ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| イギリス | 50 | 240 | BF |
| イタリア | 50 | 220 | C,SE |
| フランス | 50 | 220 | C,SE |
| スペイン | 50 | 220 | C,SE |
| ポルトガル | 50 | 220 | C,SE |
| ドイツ | 50 | 230 | C,SE |
| ベルギー | 50 | 220 | C,SE |
| スイス | 50 | 230 | C,J |
| オーストリア | 50 | 230 | C,SE |
| オランダ | 50 | 230 | C,SE |
| アイルランド | 50 | 220〜240 | BF |
| ポーランド | 50 | 220 | C |
| スウェーデン | 50 | 220 | C,SE,B |
| ノルウェー | 50 | 230 | C,SE |
| デンマーク | 50 | 220 | C,B |
| ハンガリー | 50 | 220 | C,SE |
| ギリシャ | 50 | 230 | C |
| ブルガリア | 50 | 220 | C,SE |
| エストニア | 50 | 220~230 | B,C,SE |
| クロアチア | 50 | 230 | C |
| カザフスタン | 50 | 220 | C,SE |
| ウズベキスタン | 50 | 220 | C |
中東
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| トルコ | 50 | 220 | C |
| カタール | 50 | 240 | BF,D |
| サウジアラビア | 50~60 | 220 | A,B,BF,C |
アフリカ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| エジプト | 50 | 220 | C |
| モロッコ | 50 | 220 | C,SE |
| 南アフリカ | 50 | 220~230 | B3L,C |
| ケニア | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
アメリカ・南米
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
| カナダ | 60 | 120 | A |
| アルゼンチン | 50 | 220 | O2 |
| ブラジル | 60 | 220 | C,N |
| ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
| メキシコ | 60 | 110 | A |
カンボジアのコンセントに関するよくある質問

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日本に変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
カンボジアの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入できます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
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カンボジアにどうしても変圧器を持っていきたくない場合は?
多くの電化製品は変圧器なしで使用できます。製品の電圧範囲を確認し、カンボジアの220Vに対応しているかを事前にチェックしてください。
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カンボジアで変圧器が必要かどうかはどこでわかるの?
持っていくかどうかは、お手持ちの電化製品の裏面を見てください。「AC100~240V」などと記載されている製品は、そのままカンボジアで変圧器なしで使えます。
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変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
👀カンボジア旅行に関して、こちらの記事が参考になります:
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カンボジアでは変換プラグなしでも充電できることが多い!

カンボジアでは、日本と同じAタイプのコンセントが多く見られるため、変換プラグなしでもそのまま充電できることが多いです。特に都市部や観光地のホテルやカフェでは、問題なく日本の電子機器が使用できる環境が整っています。
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