
スイスと日本のコンセントは、形状が大きく異なるため、日本の電化製品をスイスで使用する際には「変換プラグ」が必須です。旅行の際に電化製品をしっかり活用するためにも、事前に確認しておきましょう。
この記事では、スイスのコンセント形状や電圧について詳しく解説し、変換プラグの選び方などもご紹介します。さらに、旅行中に起こりがちなトラブルや疑問についても、実用的な解決策をまとめた完全ガイドです。ぜひこの記事を参考にして、素晴らしいスイスの旅を実現しましょう。
スイスのコンセント形状はCタイプとJタイプ
海外には日本と異なるさまざまな形状のコンセントが存在しますが、スイスではCタイプとJタイプと呼ばれる形状の2種類があります。日本のプラグはAタイプで、CタイプやJタイプとは異なるため、スイスで日本の電化製品を使用する場合には変換プラグが必要です。CタイプとJタイプのそれぞれの特徴については以下の通りです。
Cタイプ

Cタイプは、2つの丸いピンを持つのが特徴で、ピンの間隔は約19mmで、直径は約4mmです。
Jタイプ

Jタイプは3本のピン穴を持っています。上部の2本のピン穴は丸く、下部には接地用のピン穴が配置されています。
スイス旅行には変換プラグが必要

スイスで日本の電化製品を利用する際には、プラグの形状が大きく異なるため、必ず変換プラグが必要です。スイス用の変換プラグは、日本の家電量販店や空港で200~500円程度で購入できます。また、一部のホテルや宿泊施設では、変換プラグの貸出サービスも行っていることがあります。
変換プラグですが、スイスのホテルでは安全面からコンセント口が壁に埋め込まれていることが多いので、平型のプラグを選ぶのがおすすめです。
おすすめはマルチプラグ
特に注目したいのが、複数のプラグタイプに対応できるマルチプラグです。この便利なアダプター1つで、さまざまな国の電源プラグに対応できるため、旅行先ごとに新しい変換プラグを購入する手間がなくなります。価格も1,000~2,000円と非常に手頃で、持っていると旅行がぐっと楽になりますよ。
簡易的なものは100均で手に入る
もし簡易的な変換プラグを探しているなら、100円均一のお店でも手に入れることができます。ただし、安価なために差込口に問題が生じることもあるので、あくまで予備として持っていくのが賢明です。
Cタイプの変換プラグでJタイプのコンセントにも対応可能
スイスのコンセントはCタイプ(丸2ピン)またはJタイプ(丸3ピン)ですが、Cタイプの変換プラグを利用すればどちらも使用できます。ただし安定性や互換性がないなどの懸念もあるため、できるだけ両方の変換プラグを用意しておくと安心です。
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変換プラグは差し込むだけですぐ使える

変換プラグは元のプラグに差し込むだけで使えるので、初めて使う人でも安心してください。具体的な方法は以下の通りです。
1.プラグの接続
まず、変換プラグを現地の電源コンセントに差し込みます。変換プラグのプラグ部分が、現地のコンセントに正しく合うように挿入します。
2.電化製品の接続
変換プラグが現地のコンセントにしっかりと装着されたのを確認したら、日本から持参した電化製品のプラグを変換プラグのソケットに接続します。プラグがしっかりと差し込まれていることを確認しましょう。
3.電化製品の使用
接続が完了したら、電化製品の電源を入れて使用します。正常に動作するか確認し、問題がないか確認します。
スイスでは変圧器は必須?3つのチェックポイント

スイスの標準電圧は230Vで、日本の標準電圧100Vと比べるとかなり高いため、特に注意が必要です。
多くのスマートフォンやノートパソコン、カメラの充電器はデュアルボルテージ(100V-240V対応)に設計されているため、基本的には変圧器は不要です。しかし、日本の100V専用の充電器や電化製品をそのままスイスの高電圧環境で使用すると、深刻な故障を招く恐れがあります。このリスクを回避するためにも、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
スイス変圧器が必要かどうかを判断するためのチェックポイントは以下の通りです。
1.電化製品のラベル確認
まずは、充電器や電源アダプターのラベルをチェックしましょう。「Input: 100-240V」と明記されている場合、その製品は世界中の電圧に対応しているため、スイスでも変圧器なしで安心して使用できます。ただし、プラグの形状が異なるため、変換プラグは必須です。
2.100Vの電化製品
もし、スイスで使用したい電化製品が「100V専用」の場合、必ず変圧器が必要です。この際、変圧器を選ぶポイントは、出力(例えば100Wや200Wなど)や、使用する機器の消費電力に合わせて選ぶことです。適切な変圧器を使うことで、安心してデバイスを使用できます。
3.高電力機器の注意
ドライヤーやアイロンなど、高電力を必要とする機器に関しては、ほとんどの場合変圧器が必須となります。しかし、最近では変圧器なしで使える海外対応のドライヤーやアイロンも多く登場していますので、旅行前に家電量販店でチェックしてみるのも良いでしょう。
スイスでコンセントがなくても充電するコツ

スイスでコンセントの形状が万が一合わない場合でも、心配はいりません。以下の2つの便利な方法で簡単に対応できます。
1. USBケーブルでの充電
もしスイスのコンセントがお手持ちの電化製品に合わない場合、USBケーブルを利用すればあっという間に解決できます。多くのスマートフォンやタブレットはUSB充電に対応しており、スイスのホテルや空港などにUSBポートが設置されている場合、そこで充電ができます。
2. モバイルバッテリーの活用
移動中や外出先での充電には、モバイルバッテリーが非常に重宝します。電源がない場所でも簡単に充電できるため、旅行や出張時には必須アイテムです。特に、長時間の移動や観光中にスマートフォンやタブレットのバッテリーが切れるのを防ぐためにも、モバイルバッテリーを1つ持っているだけで安心です。
知っておくと役立つ!スイスで充電できる公共施設3選

1. 空港
スイスの主要空港には、待機エリアやラウンジに充電ステーションやUSBポートが設置されています。フライトの合間に、複数のデバイスを同時に充電することができるので、非常に便利です。
2. カフェやレストラン
カフェやレストランでは、充電用のUSBポートや電源コンセントを提供している場合もあります。美味しい食事を楽しみながら、デバイスを充電することができるので、リラックスしながら過ごすことができます。
3.トラム
スイスの最新のトラムには、コンセントが設置されているの車両も導入されています。これにより、移動中でもスマホを充電できるので安心です。
スイスのコンセントについてよくある質問とアドバイス

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スイスで変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
スイスの多くの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入することができます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
日本の電化製品をスイスで使用するためには何が必要ですか?
日本のプラグをスイスのコンセントに合うように変換するためのプラグが必要です。また日本の電化製品が100V専用の場合、変圧器が必要です。
-
スイスで使えるモバイルバッテリーの充電には変換プラグが必要ですか?
はい、モバイルバッテリーの充電もスペインのコンセント形状に合わせるために変換プラグが必要です。ただし、モバイルバッテリーがUSB経由で充電できる場合、USBポートを利用することで直接充電できることもあります。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
そのほかのスイス旅行に役に立つ記事はこちら
スイス以外のコンセント形状と電圧早見表

世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。
アジア・オセアニア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| 日本 | 50~60 | 100V | A |
| 韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
| 中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
| タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
| 台湾 | 50 | 110 | A,O,C |
| 香港 | 50 | 220 | BF |
| ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
| シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
| マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF |
| フィリピン | 60 | 220~240 | A,B3,C |
| インドネシア | 50 | 220 | C |
| カンボジア | 50 | 220 | A,C |
| ラオス | 50 | 220 | A,C |
| モンゴル | 50 | 220 | B,B3,C |
| インド | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
| ネパール | 50 | 220 | B,C |
| ミャンマー | 50 | 230 | B,B3 |
| スリランカ | 50 | 230~240 | BF,B3,B |
| オーストラリア | 50 | 240/250 | O,O2 |
| ニュージーランド | 50 | 230/240 | O,O2 |
| フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
| モルディブ | 50 | 220~240 | BF |
ヨーロッパ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| イギリス | 50 | 240 | BF |
| イタリア | 50 | 220 | C,SE |
| フランス | 50 | 220 | C,SE |
| スペイン | 50 | 220 | C,SE |
| ポルトガル | 50 | 220 | C,SE |
| ドイツ | 50 | 230 | C,SE |
| ベルギー | 50 | 220 | C,SE |
| スイス | 50 | 230 | C,J |
| オーストリア | 50 | 230 | C,SE |
| オランダ | 50 | 230 | C,SE |
| アイルランド | 50 | 220〜240 | BF |
| ポーランド | 50 | 220 | C |
| スウェーデン | 50 | 220 | C,SE,B |
| ノルウェー | 50 | 230 | C,SE |
| デンマーク | 50 | 220 | C,B |
| ハンガリー | 50 | 220 | C,SE |
| ギリシャ | 50 | 230 | C |
| ブルガリア | 50 | 220 | C,SE |
| エストニア | 50 | 220~230 | B,C,SE |
| クロアチア | 50 | 230 | C |
| カザフスタン | 50 | 220 | C,SE |
| ウズベキスタン | 50 | 220 | C |
中東
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| トルコ | 50 | 220 | C |
| カタール | 50 | 240 | BF,D |
| サウジアラビア | 50~60 | 220 | A,B,BF,C |
アフリカ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| エジプト | 50 | 220 | C |
| モロッコ | 50 | 220 | C,SE |
| 南アフリカ | 50 | 220~230 | B3L,C |
| ケニア | 50 | 220~240 | B,B3,BF,C |
アメリカ・南米
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
| カナダ | 60 | 120 | A |
| アルゼンチン | 50 | 220 | O2 |
| ブラジル | 60 | 220 | C,N |
| ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
| メキシコ | 60 | 110 | A |
スイスにはCタイプとJタイプの変換プラグを準備しよう!

スイスで一般的に使用されているコンセントはCタイプとJタイプです。日本のプラグとは形状が異なるため、互換性のある変換プラグが必要です。パソコンやスマートフォンはほとんどの場合、変圧器なしで充電できますが、万が一に備えて携帯式の充電器を持っておくと安心です。
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