
台湾旅行を計画しているとき、気になるのは現地の物価ですよね。日本円と台湾ドルのレートはいくらなのかご存じですか。
この記事では、1台湾ドルについてまとめました。レートの基本からお得な両替方法、旅行中の予算の目安まで、台湾のお金に関する疑問をスッキリ解消。賢く両替して、台湾旅行をよりお得に満喫しましょう!
1台湾ドルは日本円でいくら?

台湾の通貨は、正式には「ニュー台湾ドル」と呼ばれています。2024年6月時点のレートでは、1台湾ドルが約4.83円に相当。為替レートは常に変動するため、旅行前には最新のレートを確認してください。
ちなみに、現地では「台湾元」「元(ユェン)」「圓(円の旧字体)」などさまざまな呼び方があり、紙幣や硬貨には「圓」の文字が印刷されています。口語では「塊(クァイ)」と呼びますので、現地でのやり取りの際は覚えておくと便利です。
1台湾ドルから日本円に戻す計算方法

計算方法
台湾旅行中に役立つ換算方法をご紹介します。現在のレート(1台湾ドル=約4.8円)を基準とした計算では、「台湾ドル × 5」で大まかな日本円の金額を把握できます。
例
- 100台湾ドル = 500円
- 500台湾ドル = 2,500円
- 1,000台湾ドル = 5,000円
台湾ドル→日本円の場合
台湾ドル | 日本円(約) |
10 TWD | 48円 |
50 TWD | 240円 |
100 TWD | 480円 |
500 TWD | 2,400円 |
1,000 TWD | 4,800円 |
2,000 TWD | 9,600円 |
5,000 TWD | 24,000円 |
※1台湾ドル=4.8円で計算
日本円→台湾ドルの場合
日本円 (JPY) | 台湾ドル (TWD) |
100 | 21 |
500 | 104 |
1,000 | 207 |
5,000 | 1,037 |
10,000 | 2,075 |
台湾ドルの種類と特徴
1.紙幣

台湾の紙幣は、以下の5種類が発行されています。
種類 | 表面のデザイン | 裏面のデザイン | 色 |
100元札 | 孫文 | 中山樓 | 赤色 |
200元札 | 蔣介石 | 總統府 (総統府) | 緑色 |
500元札 | 若い世代の野球チーム | 台湾コモドキジ (大紫蛱蝶)台湾固有種のタカサゴユリ (玉山薊) | 茶色 |
1,000元札 | 4人の小学生と地球儀 | 台湾固有種の帝雉(黒長尾雉)、台湾最高峰の玉山、アリ山の日の出 | 青色 |
2,000元札 | 科学ロケット、衛星、軌道、地球、アンテナ、無線通信の電波 | サルビア・スプレンデンス、台湾固有種のタイワンマス (櫻花鉤吻鮭) | 紫色 |
紙幣は100元、200元、500元、1,000元、2,000元の5種類があります。紙幣には、台湾の歴史や文化に関連したものが描かれています。
実際の使用は、100元札と1,000元札が旅行者にとって使い勝手の良い紙幣となっています。大きな金額の2,000元札は、小さな店舗や夜市では受け取りを拒否される場合があるため、500元札以下の小額紙幣を準備しておくとよいでしょう。
2.硬貨

台湾の硬貨は5種類が発行されています。
種類 | デザイン・特徴 |
1元 | 蔣介石の肖像、アルミニウム青銅 |
5元 | 蔣介石の肖像、白銅 |
10元 | 孫文の肖像、偽造防止加工あり(2種類の潜像)、白銅 |
20元 | モナ・ルダオの肖像、外側がアルミニウム青銅、内側が白銅の二重構造 |
50元 | 孫文の肖像、偽造防止加工あり(潜像)、アルミニウム青銅 |
硬貨は、1元、5元、10元、20元、50元の5種類があります。それぞれ台湾の偉人がデザインとして施されています。日常的な買い物では10元硬貨が使いやすく、自動販売機や小額決済で使用されます。
台湾ドルを両替できるお得な場所3選

現地の銀行
台湾の銀行はレートがよくて、手数料も安いのでお得です。平日の9:00~15:30に営業していて、主要な銀行なら観光地にもたくさんあります。両替にはパスポートが必要なので忘れずに持参してください。
土日は休みなので、平日に時間がある人向けです。銀行員さんも親切で、日本語ができるスタッフもいるので安心して利用できますよ。
空港の両替所
桃園空港や松山空港の両替所は24時間営業なので、いつ到着しても大丈夫。飛行機を降りてすぐに台湾ドルが手に入るから便利です。レートは銀行より少し悪いけど、深夜便で着いた時や急いでいる時には助かります。
空港にはいくつか両替所があるので、時間があれば比較してみてください。少額なら差はあまり気にならないレベルです。
ATM
台湾のコンビニや銀行のATMで日本のカードが使えるので、必要な分だけ引き出せて便利です。24時間いつでも使えるし、大金を持ち歩かなくていいから安全面でもgood。手数料が1回100~200台湾ドルかかりますが、セキュリティを考えたら妥当でしょう。
事前に、日本の銀行で海外キャッシング設定をお忘れなく。暗証番号は4桁で設定してください。
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台湾ドルを両替するときの注意点

台湾ドルを両替するとき、お札をきちんとチェックしましょう。稀に、偽物の報告があります。具体的には、透かしの有無や色がおかしくないかを確認すれば偽札を避けられます。
初めて台湾に行く人は、日本で5,000円分くらい両替してから出発すると安心です。現地に着いてから慌てなくて済むうえに、空港からホテルまでのタクシー代が払えます。
台湾の支払い事情とキャッシュレス化

台湾では近年キャッシュレス化が急速に進んでおり、都市部では電子決済が広く普及しています。しかし、夜市や小規模店舗、伝統的な市場では現金決済が主流のため、適度な現金の準備は必要不可欠です。
クレジットカードは主要なホテル、デパート、観光地のレストランで利用できますが、地元の食堂や個人経営の店舗では使用できない場合があります。台湾旅行では、現金とクレジットカードの両方を準備しておきましょう。
台湾ドルについてよくある質問

台湾ドルについてよくある質問
Q1: 1台湾ドルは日本円でいくらですか?
2025年6月現在、1台湾ドルは約4.8円です。為替レートは日々変動するため、最新のレートは金融機関のサイトで確認してください。Q2: 両替は日本と台湾、どちらが有利ですか?
一般的に、台湾での両替の方が有利なレートが期待できます。ただし、全く現金を持たずに入国するのは不安なため、少額を日本で両替しておくと安心です。Q3: 台湾で使いやすい紙幣はどれですか?
100元札と1,000元札が使用頻度が高く、日常的な買い物に適しています。2,000元札は小さな店舗で嫌がられる場合があるため、注意が必要です。Q4: クレジットカードだけで旅行できますか?
都市部の大型店舗やホテルではクレジットカードが使用できますが、夜市や小規模店舗では現金が必要です。現金とカードの両方を準備しておきましょう。
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台湾ドルとクレジットカードの両方を用意しよう

台湾ドルについて理解することで、台湾旅行がより充実したものになります。1台湾ドルは約4.8円で、現地での両替が一般的に有利となっています。紙幣は5種類、硬貨は5種類が流通しており、なかでも100元札と10元硬貨は使用頻度が高いです。キャッシュレス化が進む台湾ですが、現金決済も依然として重要。適切な準備をして、素晴らしい台湾旅行をお楽しみください。
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